ニュースリリース

ヨコハマタイヤワンメイクのWTCC、今年も日本ラウンド開催

注目の日本人ドライバーも参戦

2010年08月20日

  • モータースポーツ
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)がコントロールタイヤをワンメイク供給している「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」の日本ラウンドが10月30日(土)から岡山国際サーキットで開催される。日本開催は3年目で、今年は日本人ドライバーとして谷口信輝選手、柳田真孝選手、谷口行規選手、伊藤善博選手(2010年8月20日現在)が参戦する。当社は環境性能を高めながら優れたグリップ力を発揮するWTCC専用ADVANエコレーシングタイヤを供給し、レースを盛り上げていく。

日本ラウンドではエコレーシングタイヤの供給に加え、ヨコハマ・タイヤサービス・ガレージで環境負荷の少ないグリーン電力を使用する。こうした取り組みはモータースポーツにおいても環境に配慮した活動を追及する姿勢の一環であり、エコレーシングタイヤは2008年からWTCCをはじめ、F3マカオグランプリやその他レースにも供給している。また、国内で開催されるレースでグリーン電力を積極的に使用している。なお、日本ラウンドは2011年から鈴鹿サーキットで開催される。

WTCCはF1、WRC、GT1(2010年からスタート)とともに4種目あるFIA世界選手権のひとつ。世界最高峰のツーリングカーレースであり、ほかに類をみない激しい接近戦で高い人気を誇る。横浜ゴムは2006年から「ADVAN A005(ドライ用)」と「ADVAN A006(レイン用)」を供給しており、今年7月のポルトガルラウンドで供給100戦目を迎え、記念イベントも開催した。なお、WTCC専用ADVANエコレーシングタイヤはFF車両とFR車両におけるバランスの良好性も評価され、2012年までの供給が決定している。

谷口信輝選手

スーパーGTドライバーでGT300クラス(RE雨宮チーム)に参戦中。現在、ポイントランキングトップタイ。スーパー耐久ではST1クラスに参戦中で2005年、2008年、2009年にシリーズチャンピオンに輝く。WTCCでは2009年シリーズに日本ラウンドとマカオラウンドに参戦し、マカオではインディペンデントクラス3位を獲得した。

柳田真孝選手

スーパーGTドライバーでGT300クラス(ハセミモータースポーツチーム)に参戦中。現在、ポイントランキングトップタイで2003年にはシリーズチャンピオンを獲得。スーパー耐久でもポイントランキングトップを快走中。今年WTCCに初参戦するが、海外のフォーミュラレースやGT500などで豊富なレースキャリアも持つ。

谷口行規選手

2008年に続き、WTCC日本ラウンドに2回目の出場となる。マシンはホンダアコードからシボレーラセッティに変更。現在、ホンダシビックワンメイクレース西日本シリーズのポイントランキングトップ。スーパー耐久ではST2クラスで優勝経験もある。

伊藤善博選手

2005年、2006年にFJ1600、2007年、2008年はF4に参戦してキャリアを積み、岡山国際サーキットや鈴鹿サーキットを走り込んできた。両レースとも日本一決定戦に出場。2009年にはスーパーGTのGT300クラスにもスポット参戦した。今年、WTCCに初参戦となる。