ニュースリリース
ランフラット・スタッドレスタイヤ「アイスガード トリプル Z・P・S」発売
「新・温度対応」スタッドレスタイヤ
2010年08月06日
- タイヤ関連
- サステナビリティ
横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、独自に開発したサイド補強型ランフラットタイヤ※1「Z・P・S(Zero Pressure System)」シリーズの新商品として、「アイスガード トリプル Z・P・S(ゼット・ピー・エス)※2」を発売する。同商品は、ヨコハマ・スタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能を保有している乗用車用スタッドレスタイヤ「アイスガードトリプル」をベースに開発したランフラット・スタッドレスタイヤで、2010年9月から順次発売する。発売サイズは195/55RF16 87Q~245/40RF18 93Qの6サイズ、価格はオープンプライス。
「アイスガード トリプル Z・P・S」は「アイスガード トリプル」の「新・温度対応」コンセプトを受け継ぎ、冬季走行で最も求められる氷上性能をはじめ、スノー&シャーベット、ドライ、ウェットなど温度でさまざまに変化する冬路面に応じて優れた走行性能を発揮する。スタッドレスタイヤとしての基本性能に加え、空気が抜けた状態(ゼロプレッシャー)でもタイヤが車両を支えられるように、タイヤのサイドウォール(側面)を補強する「パワーアーチ」、ゼロプレッシャー時のタイヤ変形に対応する「Z・P・Sビードフィラー」、リムからのタイヤはずれを防止する「 Z・P・S高剛性ビードワイヤー」など横浜ゴム独自のランフラット・テクノロジーを搭載。これによりスタッドレスタイヤに求められる性能とパンク時のリスク回避を両立している。
※1ランフラットタイヤはパンクなどで空気が抜けた状態(ゼロプレッシャー)でも所定の速度で所定の距離を走れるタイヤ。 「アイスガード トリプル Z・P・S(ゼット・ピー・エス)」は最大80km/hの速度で最大80kmの距離。
※2製品名:「アイスガードiG30 Z・P・S」 愛称:「アイスガード トリプル Z・P・S」
ヨコハマ・ランフラットテクノロジーを採用
サイド補強型ランフラットタイヤの補強材として「パワーアーチ」を採用。数々のシミュレーションや走行試験にて、ゼロプレッシャー時でも最適な形状を確保する専用プロファイルと構造、ゼロプレッシャー時にリムからのタイヤはずれを防ぐ「Z・P・S高剛性ビードワイヤー」を採用している。