ニュースリリース
フィリピンのタイヤ生産拠点が「サステナビリティレポート2009」を発行
2010年08月03日
- 経営関連
- サステナビリティ
横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)のフィリピンの乗用車用タイヤ生産販売会社であるヨコハマタイヤフィリピン(Yokohama Tire Philippines Inc.=YTPI)が2010年7月、「サステナビリティレポート2009」を発行した。全28ページで2009年1月から2009年12月までのCSR活動を報告している。
YTPIでは2009年6月、専門部署の「CSR and Business Operations Department」を設置し、CSRビジョンおよびCSRミッションを宣言するなど、持続可能な社会の実現に向けて本格的なCSR経営を推進している。本冊子ではこうした企業姿勢を分かりやすく伝えるため、トップの考え方やCSRマネジメント推進体制に加え、環境、社会、労働安全衛生と人材育成、社外教育活動などの各項目で具体的な活動事例を紹介した。また、メーカーとして欠かすことのできない品質への取り組みも詳細に記載した。
YTPIは操業開始2年後の2000年に環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」を取得し、地球温暖化防止活動やリサイクル活動など様々な環境活動を実施している。また、地域支援や近隣学校での環境教育の実施、リサイクル資材の提供など社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。こうした活動に対し、これまでに様々な賞を受賞するなどフィリピンを代表する環境貢献企業として高い評価を受けている。2010年6月には埋立廃棄物をゼロにする完全ゼロエミッションを達成した。