ニュースリリース

日立システムアンドサービス、京セラコミュニケーションシステムと共同でタイヤ空気圧モニタリングシステムのASPサービスを開始

車輌動態・運行管理システムに加え、タイヤ空気圧の一元管理を実現

2010年06月29日

  • タイヤ関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:南雲 忠信/以下 横浜ゴム)は、株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、取締役社長:林 雅博/以下 日立システム)、京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長:小林 元夫/以下 KCCS)と共同で、タイヤ空気圧モニタリングシステムのASPサービスの提供を2010年7月に開始します。

このASPサービスは、横浜ゴムのトラック・バス用タイヤ空気圧モニタリングシステム「HiTES(ハイテス)」と、日立システムのトラック運行管理ASPサービス「e-trasus(イートラサス)」、KCCSの高精度GPS端末「イチしるべ」を連携し、提供するものです。「HiTES」で収集したタイヤの空気圧・タイヤ内空気温度情報を「イチしるべ」に転送し、さらに位置・速度情報を追加して携帯電話網により「e-trasus」サーバへデータ送信します。お客様はこのASPサービスにより、インターネットを通じて「e-trasus」システムへアクセスし、車輌の動態管理・運行管理に加えて、タイヤ空気圧・タイヤ内空気温度をリアルタイムに把握し、一元管理することができます。

また、車輌の現在位置や走行ルートを地図上で把握できるほか、出発・到着時刻、作業場所、作業時間など運転日報の作成にも活用できます。さらに「HiTES」はトレーラ車輌への装着も可能なため、トラクタ(運転席のある牽引車輌部分)から切り離した後のトレーラ(荷台や客車部分)の位置確認が容易に行えます。

なお、タイヤ空気圧の適正管理は走行安全性の向上と燃費改善による環境負荷の低減、また、タイヤ寿命の向上によるコスト削減にもつながります。

*本文中の会社名ならびに製品名は各社の商標または登録商標です。

システムイメージ図

システムの導入効果

■ドライバー任せになっている点検業務を運行管理者が一元管理でき、作業の手間を削減。記録されたデータに基づく確実なタイヤ空気圧管理を行うことができます。
■走行中のパンクや異常なタイヤ内温度などを走行車輌から運行管理センターへいち早く知らせることで、管理者の迅速な安全対策をサポート。タイヤトラブルによる重大事故など企業損失のリスク低減が期待できます。
■走行車輌の位置・運転速度や走行ルートも正確に把握することができます。
■トレーラの接続や切り離し場所を地図上で把握できるため、効率的な車輌管理が期待できます。
■車輌の走行履歴や現場到着時間をまとめた運転日報を自動作成できます。

画面イメージ例

車輌位置情報を地図で表示

管理データ履歴を一覧で表示

製品概要

●HiTES〔活用例 URL:http://www.yokohamatire.jp/hites/

「HiTES」は、タイヤの空気圧とタイヤ内空気温度を運転席からリアルタイムで確認できるシステムです。空気圧やタイヤ内空気温度の異常を音と有機EL表示器によってドライバーにいち早く知らせるため、走行安全性を飛躍的に高めるほか、パンクなど低空気圧や異常な高温に起因するタイヤ故障で生じる事故を未然に防ぎ、安全管理をサポートします。

●e-trasus〔活用例 URL:http://www.hitachi-system.co.jp/e-trasus/

インターネット経由でのトラック運行管理ASPサービスです。地図上に車輌の現在位置を表示し、走行時間や作業時間などの実績データから運行日報作成ができます。

●イチしるべ〔活用例 URL:http://www.kccs.co.jp/products/save_platform/use_model.html

位置情報サービス「SAVE PLATFORM」で使われる小型・高精度・高機能なGPS端末です。組込OS(Linux)を搭載することにより、位置・速度検出に加え、端末上に利用目的・業務要件に合わせたアプリケーションを実装することができます。

お問い合わせ先

製品に関するお問い合わせ

●HiTES
横浜ゴム株式会社
タイヤお客様相談室
TEL:0120-667-520(フリーコール)

●e-trasus
株式会社日立システムアンドサービス
営業統括本部 東京第1営業本部 第1営業部
E-mail:e-trasus@hitachi-system.co.jp
TEL:03-6718-5801 Fax:03-6718-5841

●イチしるべ
京セラコミュニケーションシステム株式会社
KCCSカスタマーサポートセンター
TEL:0120-911-901(フリーコール)、050-3161-3924(携帯電話、PHS、IP電話など)
E-mail:kccs-support@kccs.co.jp
URL:http://www.kccs.co.jp/products/save_platform/index.html

報道機関からのお問い合わせ

●横浜ゴム株式会社
〒105-8685 東京都港区新橋5-36-11
広報部 担当:入江
TEL:03-5400-4531 FAX:03-5400-4570

●株式会社日立システムアンドサービス
〒108-8250 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル
法務・広報部 広報グループ 担当:廣納(ヒロノウ)
TEL:03-6718-5750   E-mail:press@hitachi-system.co.jp
 
●京セラコミュニケーションシステム株式会社
〒108-8605 東京都港区三田3-11-34(センチュリー三田ビル)
広報宣伝部 担当:日沖・小川
TEL:03-5765-1503(直通)E-mail:webmaster@kccs.co.jp URL:http://www.kccs.co.jp/

横浜ゴム株式会社について

横浜ゴム株式会社は、1917 年に設立された世界有数のタイヤメーカーで、乗用車用からトラック・バス用、建設車輌用、モータースポーツ用タイヤまで幅広い商品を世界中で販売しています。また、タイヤ以外にも高圧ホース、シーリング材、工業資材、航空部品、ゴルフ用品など多彩なビジネスを展開しています。
詳細はURL:http://www.yrc.co.jp/をご覧ください。

株式会社日立システムアンドサービスについて

株式会社日立システムアンドサービスは、コンサルティングから設計、システム構築、保守・運用にいたるトータルソリューションをワンストップサービスで提供するシステムインテグレーターです。さまざまな業種で培われた豊富な実績、プロジェクト管理や品質管理を支える技術力、そして4,000人を超えるSEが強みであり、情報関連資格の保有者数は国内有数です。
詳細はURL:http://www.hitachi-system.co.jp/をご覧ください。

京セラコミュニケーションシステム株式会社について

京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は、京セラグループの一員として1995年9月に設立。KCCSグループでは「社会と企業のコミュニケーションを創造する」をテーマに、ICT(Information and Communication Technology)関連事業とそれを支える通信インフラ事業、アメーバ経営のコンサルティング事業を行っています。
詳細は、URL:http://www.kccs.co.jp/をご覧ください。