ニュースリリース

タイのPC/LT用タイヤ工場、第3次拡張へ

2010年06月28日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイ(社長:水本康博)の乗用車・ライトトラック(PC/LT)用タイヤ工場の年間生産能力を第3次拡張によって140万本増強し、400万本まで引き上げる。2011年4月からの生産開始を予定しており、投資金額は97億円。

ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイは、2004年1月にラヨーン県に設立したタイヤ生産販売会社。工場敷地面積は42万平方メートルと横浜ゴムグループのタイヤ工場中最大で、すでに2005年4月からトラック・バス用タイヤ、2006年11月からPC/LT用タイヤの生産を行っている。

PC/LT用タイヤ工場は当初年間生産能力140万本でスタートし、2007年3月に策定した第2次拡張によって2009年度中に260万本まで引き上げる計画だった。しかし2008年秋のリーマンショックにより一時中断を余儀なくされ、第2次拡張の完了を2011年4月に延期している。2010年3月現在、同工場の年間生産能力は190万本。

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パース図右側建屋が第3次拡張後のPC/LTタイヤ工場

パース図右側建屋が第3次拡張後のPC/LTタイヤ工場