ニュースリリース

国内向けトラック・バス用バイアスタイヤ、生産停止へ

2002年05月31日

  • 経営関連

横浜ゴム(社長:冨永靖雄)は、国内向けのトラック・バス(TB)用バイアスタイヤの生産・販売の中止を決定、ことし12月から順次削減していく。なお、中・小型トラック用バイアスタイヤについては引き続き生産を継続する。
従来横浜ゴムは、TB用バイアスタイヤを平塚タイヤ工場(神奈川県)と三重工場(三重県)で生産してきたが、昨年3月末までに主力の平塚タイヤ工場での生産を停止した。今後は三重工場での国内向けTB用バイアスタイヤの生産も停止する。
ラジアルタイヤは、バイアスタイヤに比べ耐久性、燃費性能に優れるため、今日では日本で年間に生産されるTB用タイヤの97%がラジアルタイヤとなっている(2001年:社団法人日本自動車タイヤ協会調べ)。横浜ゴムでは、今後とも性能面で優れるラジアルタイヤの普及が進み、バイアスタイヤの需要はさらに減退すると見込んでいることから、今回の生産・販売停止を決定した。