ニュースリリース

台湾の協機工業が「ISO9001」取得

アジアのホース生産販売拠点

2002年06月14日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)のホース事業における海外関連会社である台湾の協機工業(協機工業股イ分有限公司)が今年3月、開発・設計から製造、物流、販売に至る全工程を対象とした国際品質規格である「ISO9001」の認証を取得した。昨年3月から同認証の取得に向けた品質管理システムの構築、運用をすすめ、英国の審査登録認定協会「UKAS(United Kingdom Accreditation Service)」の審査を受け認証に至った。なお、同社は昨年8月、環境マネージメントシステムの国際規格である「ISO14001」も取得している。
協機工業は、横浜ゴムの技術供与・資本参加企業(持株比率49%)で、低・高圧ホース、カーボンマスターバッチ(ゴム製品を作るための原料)の設計・開発、製造、ホースと金具の組立、販売を行っている。すべての製品を台湾国内をはじめ、アジアでも販売。また、LPG(液化プロパンガス)ホースなどは米国にも輸出している。本社所在地は桃園県中土歴市、社長は北村友雄(横浜ゴム出向)、資本金は2億4千4百万元(1元=約3.7円)、2001年度売上高は3億1千5百万元、工場は苗栗(ミャオリー)と中土歴(チュウレキ)の2工場、従業員数は96名(2002年4月末現在)
横浜ゴムは、国内関連会社、海外事業所を含めたグループ全体で「ISO9000」シリーズの認証取得に努めている。国内タイヤ部門は1995年8月に「ISO9001」の認証を取得し、1996年2月までに全タイヤ工場(新城、尾道、三島、三重)が認証対象事業所となった。海外では、1999年3月に乗用車用ラジアルタイヤの生産販売拠点「ヨコハマタイヤ・フィリピン」が「ISO9002」を、1999年11月に米国の「ヨコハマタイヤ・コーポレーション」のセーラム工場が「ISO9001」を取得している。

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