ニュースリリース

中国に事業統括会社を設立

2005年11月10日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、2005年12月、中国上海市に事業統括会社「Yokohama Rubber (China) Co., Ltd.)」を設立する。登録資本金は3000万ドル。

現在、横浜ゴムは中国において、乗用車用タイヤの生産販売会社「杭州横浜輪胎有限公司(2001年12月設立)」、乗用車用シーラントの生産販売会社「横浜密封材料(杭州)有限公司(2004年2月設立)」、高圧ホースの組み立て販売会社「Yokohama Hoses & Coupling (Hangzhou) Co., Ltd.(2004年12月設立)」の3社を設立し生産販売事業を行っている。さらに2006年1月にはコンベヤベルト生産販売合弁会社、2006年4月にはタイヤ販売合弁会社の設立を計画するなど、今後より一層の事業拡大を目指している。

こうした事業規模拡大に伴い、これまでにも増して中国市場の伸長や変化に迅速に対応した事業経営を行うためには、タイヤ、MB事業を合わせて中国事業全体を見渡した、事業統括会社を核とした運営が欠かせないと判断した。また事業統括会社設立によって、各事業会社の重複業務集約による効率化、販売促進・マーケティング業務の集約などの機能強化も図る考え。

なお事業統括会社は、まず新たに設立するコンベヤベルト生産販売合弁会社、タイヤ販売合弁会社の出資会社としてスタートさせ、以後、順次中国に設立していく事業会社に投資していく。また今後、既存の3社も傘下に入れる計画。

事業統括会社の概要

会社名/Yokohama Rubber (China) Co., Ltd.
所在地/中国上海市
設立/2005年12月(予定)
登録資本金/3000万米ドル(横浜ゴム100%出資)