ニュースリリース
「環境+人に優しい」をテーマとしたグローバルコンセプト「BluEarth」誕生
第一弾商品として低燃費性能「AA」の「BluEarth AE-01」を国内先行発売
2010年06月08日
- タイヤ関連
- サステナビリティ
横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は「環境性能のさらなる向上+人、社会に優しい」をテーマとした新タイヤづくりコンセプト「BluEarth(ブルーアース)」を立ち上げる。その皮切りとして「BluEarth」ブランドの第一弾商品であり、低燃費タイヤのラベリング制度で「ころがり抵抗性能:AA、ウェットグリップ性能:c」の乗用車用タイヤ「BluEarth AE-01(ブルーアース エーイー・ゼロワン)」を2010年7月1日より国内で順次発売する。発売サイズは215/60R16 95H~145/80R13 75Sの全20サイズで価格はオープンプライス。
「BluEarth」は10年以上にわたって発売してきたエコタイヤ「DNA」シリーズの「ころがり抵抗低減による燃費の向上」を基盤とし、さらなる環境性能の向上に加え、ドライバーや同乗者、さらに周辺生活環境に対する負荷低減(やさしさ)性能の実現をメインテーマとしている。このテーマの下、「地球環境に良く、快適であり便利なタイヤとは何か?」を使う人の視点から考えたタイヤづくりを進める。「BluEarth」は当社のグローバルコンセプトとして、今後は海外市場にも展開していく。
第一弾商品の「BluEarth AE-01」は「AAの低燃費タイヤをもっと身近に」をテーマとして開発。より多くのユーザーに使用していただくことで地球環境保全への貢献度を高めるとの思いから、販売量の多い量販ゾーンにて展開する。性能面ではオレンジオイル配合技術や発熱コントロール技術など独自の先端環境技術を結集し、ころがり抵抗を従来品のエコタイヤ「DNA ECOS」に比べさらに24%※低減しつつ、安全性能であるウェット性能を両立。また「人、社会にやさしい」性能として高い静粛性と快適な乗心地を確保した。さらに車外へのタイヤノイズ(通過音)も大幅に低減し、周辺環境へも配慮している。※「性能データ」参照
■新・タイヤづくりコンセプト「BluEarth」のテーマ
【地球環境にやさしい】
・優れた低燃費性能による燃費の向上。
・豊富なサイズラインアップでより多くの方々が使用でき、CO2排出量削減に大きく貢献。
【使う人にやさしい】
・静粛性、乗心地、ウェットグリップ性能を高次元でバランス。
【社会にやさしい】
・使う人だけでなく、周辺生活環境にも配慮し車外騒音(通過音)を大幅に低減。
■AAの低燃費を実現した新開発の低燃費コンパウンド
「ブルーアースAE-01」専用コンパウンドは、基盤技術である「発熱コントロール技術」を進化させ、さらなる低燃費性能を実現。さらに「オレンジオイル」や新素材の「低発熱ポリマー」などの配合により、低燃費性能を高めながら優れたウェットグリップと耐摩耗性能を発揮する。
■低燃費性能に加え、ウェット性能と耐偏摩耗性能を高めた専用トレッドパターン
「ブルーアースAE-01」専用のトレッドパターンを開発。エネルギーロスを低減することで低燃費性能を高めるとともに、ウェットグリップと偏摩耗抑制を両立した。また、さまざまな独自技術を採用し、静粛性と剛性も高めている。
■ゴム、パターン、プロファイルの最適化により静粛性と乗心地も追求
独自の「低燃費シミュレーション」「音圧シミュレーション」を駆使し、ゴム、パターン、プロファイルにおける最適化を実施。低燃費性能に加え、静粛性や乗心地など快適性も向上した。さらに車外騒音(通過音)も大幅に低減している。
■性能データ
発売サイズ