横浜ゴム（株）（社長：冨永靖雄）は、高級輸入車など重量パワーサルーン用ラジアルタイヤ「DNA dB EURO（ディーエヌエー・デシベル・ユーロ）」を7月1日から順次発売する。発売サイズは、265/35R18 93Y～195/65R15 91Vの全25サイズで、価格はオープンプライス。
今日、輸入車をはじめとする重量パワーサルーンの車作りは、高い運動性能に加え、静粛性や衝撃吸収性など快適性能を向上させることに注力されており、装着されるタイヤにも同様の性能が求められている。今回、開発した「DNA dB EURO」は、静粛性で定評のある「DNA dB」をベースに、ドライビング性能を高めたヨコハマのフラッグシップタイヤ。「DNA dB」と同等の静粛性を確保しながら、しなやかで強度の高い※ケブラー(R)ベルトと高剛性ビードフィラーを使用することで、パワーサルーンにふさわしい操縦安定性や路面追従性、衝撃吸収性を実現した。トレッドコンパウンドには、横浜ゴムが独自開発した「合体ゴムII（日・米・独・仏で特許取得の技術）」を採用。ウェットグリップを向上しながら、ころがり抵抗を9％低減（当社「AVS Sport」比）した。なお、「DNA dB EURO」はドイツのニュルブルクリンク・アウトバーンで基本開発され、欧州市場でも今年2月から発売している。欧州での商品名は「AVS dB（エーブイエス・デシベル）」。
※ケブラー(R)はDUPON社の登録商標。

■「DNA dB EURO」の発売サイズ（全25サイズ）