ニュースリリース

タイの工場敷地を2倍に拡大

横浜ゴム最大の海外総合タイヤ生産拠点へ

2004年11月11日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、「ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイ」の工場隣接地193,327m2を本年12月末までに追加購入する。これによって同工場の総敷地面積は約2倍の417,427m2となり、横浜ゴムの工場では最大の敷地面積を持つことになる。

今回の追加購入は、横浜ゴムが日本、フィリピン、中国、タイで推進中のタイヤ生産能力増強策の一環として行うもの。世界のタイヤ需要増に応え、さらに販売を強化するために生産能力をより一段と強化する。タイは質の高い労働力、外資優遇税制の適用、インフラストラクチャーの整備などの面で優れており、低コストで高品質な工場を建設する上で最適と判断した。

「ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイ」は2004年1月、輸出向けトラック・バス用スチールラジアルタイヤの生産販売会社として設立された。当初計画通り、第1期として2005年4月から年間生産能力35万本で操業を開始、その後第2期拡張計画によって同70万本まで増強する。今回の隣接地追加購入によって、今後「ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイ」の生産品目を順次増加させる計画で、将来的に横浜ゴム最大の海外総合タイヤ生産拠点にする考え。

土地追加購入の概要

所在地:タイ国ラヨーン県アマタシティー工業団地
敷地面積:193,327m2
*総敷地面積は、既取得分224,100m2と合わせ417,427m2となる。