ニュースリリース

スーパーGT開幕戦、2年連続でADVANレーシングタイヤ装着車が2クラス制覇

2010年03月23日

  • モータースポーツ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)のADVANレーシングタイヤを装着したKONDO Racing(監督:近藤真彦)のHIS ADVAN KONDO GT-Rが、3月21日(日)に鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT開幕戦GT500クラスで優勝し、開幕戦2連覇を成し遂げた。また、300クラスでもRE雨宮レーシング(監督:雨宮勇美)のM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7が勝利。2年連続でADVANレーシングタイヤ装着車が表彰台トップを独占した。

決勝当日は黄砂交じりの強風、時おり降る雨、予想外の低温路面でクラッシュやコースアウトが続出する大荒れの展開となった。予選のクラッシュで10番手からのスタートとなったHIS ADVAN KONDO GT-Rは、1番手のJ・P・デ・オリベイラ選手が丁寧かつハイペースな走行を続け25周目でトップを奪取し34周を終えてピットイン。この時、ADVANレーシングタイヤの耐摩耗性の高さを活かしたタイヤ無交換作戦を敢行。これにより2位に20秒近いタイム差をつける。トップでバトンを受け取った安田裕信選手は、タイム差をうまく利用した落ち着いた走りで10番手スタートから劇的な勝利をあげた。

300クラスのM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝選手)は、ポールスタートからコースアウトにより一時ポジションをダウンするが、常にトップグループを走り続け25周終了でピットイン。同じくタイヤ無交換作戦でトップを奪う。2番手の折目遼選手は安定したラップを刻みながら走り続け、そのままチェッカーフラッグを受けた。なお、300クラスは1位から5位までをADVANレーシングタイヤ装着車が独占した。

スーパーGTは日本で最も人気の高い自動車レースシリーズで、カーメーカーのワークスチームも参戦し毎戦ハイレベルなレースが展開される。市販車をベースに改造したレース専用マシンが使用され、約500馬力のGT500クラスと約300馬力のGT300クラスの2クラスが混走して両クラスで優勝を競う。

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GT500クラスで優勝したHIS ADVAN KONDO GT-R

GT500クラスで優勝したHIS ADVAN KONDO GT-R

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表彰台トップを獲得したJ・P・デ・オリベイラ選手(左)と安田裕信選手

表彰台トップを獲得したJ・P・デ・オリベイラ選手(左)と安田裕信選手

開幕戦2連覇でガッツポーズする近藤真彦監督(中央)とJ・P・デ・オリベイラ選手(左)、安田裕信選手