ニュースリリース

ADVANレーシングタイヤ、雨の開幕戦を制する

2009年スーパーGT第1戦

2009年03月23日

  • モータースポーツ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)のADVANレーシングタイヤを装着したKONDO RACING(監督:近藤真彦)のHIS ADVAN KONDO GT-R(J・P・デ・オリベイラ/荒聖治 日産GT-R)が、3月22日(日)、岡山国際サーキットで開催された2009年スーパーGT第1戦のGT500クラスで優勝した。KONDO RACINGが同シリーズで優勝したのは一昨年、昨年のマレーシア戦に続き3回目で、国内では初勝利。またGT300クラスでもADVANレーシングタイヤを装着したRACING PROJECT BANDOHのウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也 LEXUS IS350)が優勝し、ADVANレーシングタイヤ装着車が2クラスを制する結果となった。
決勝戦は雨をどう読むかが難しいレースとなった。午後2時のスタート時は雨で路面は完全なウェット状態。3番目グリッドからJ・P・デ・オリベイラのドライブでスタートした「HIS ADVAN KONDO GT-R」は、スタート直後にトップに立ち、その後徐々に後続車を引き離し、52周目でピットインした時には2位と1分以上の大差をつけた。荒聖治にバトンタッチした後、小雨となり路面状況がやや乾き始めたが、ノーミスのドライブで、最終的に2位と21秒の差をつけてチェッカーを受けた。
レース後、近藤真彦監督は「今回から新しいウェットタイヤを投入した。路面が良くなるのは分かっていたが、うちはウェットタイヤの作動範囲が広いので、うまく使えば大丈夫と思った。2人のドライバーが指示通り完璧に走ってくれた。雨を制したのと国内で初勝利できたことが特別にうれしい」と語った。KONDO RACINGは2006年のスーパーGT初参戦以来、横浜ゴムのワークスチーム的立場でGT500に参戦している。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

HIS ADVAN KONDO GT-R

HIS ADVAN KONDO GT-R

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表彰台に立つ荒聖治、J・P・デ・オリベイラ両ドライバー

表彰台に立つ荒聖治、J・P・デ・オリベイラ両ドライバー