横浜ゴム（株）（社長：南雲忠信）は、10月16日（木）から20日（月）まで中国の杭州で開催中の「第9回中国杭州国際汽車工業展覧会（通称：杭州モーターショー）」に出展している。

展示ブースでは、今年8月に中国市場で発売した環境貢献タイヤの第1弾「ASPEC A349」をメインに展示。ブレーキングやウェット性能など基本的な運動性能を維持しながら、ころがり抵抗を低減することで消費燃料の削減が期待でき、環境保護に貢献することを訴求する。このほか、中国の生産販売拠点である「杭州横浜輪胎有限公司」で生産している乗用車用タイヤを幅広く紹介し、地元に根付いたタイヤメーカーであることをアピールする。さらに、当社のグローバル・フラッグシップ・ブランドである「ADVAN」から、スーパースポーツカー向け「ADVAN Sport」、次世代SUV向け「ADVAN S.T.」をはじめ、ボーイング777に装着されている航空機用タイヤ、モータースポーツタイヤをあわせて展示し、“ハイパフォーマンスなヨコハマ”のイメージアップをめざす。

「杭州モーターショー」は中国の主要都市で毎年開催されるモーターショーのひとつで、杭州以外に広州、長春などで開催されている。今回は世界的に有名な環境名所である西湖をテーマとした「中国杭州西湖国際博覧会」が杭州全体で行われており、モーターショーはその1部として開催される。テーマは「レジャー・環境保護・創意」。なお、中国では国際格式のモーターショーが北京と上海で隔年開催されており、横浜ゴムも参加している。