ニュースリリース

GT500クラスでADVANレーシングタイヤ装着車が逆転優勝

スーパーGT第4戦

2007年06月25日

  • モータースポーツ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)のADVANレーシングタイヤを装着した「WOODONE ADVAN Clarion Z(監督:近藤真彦)」が6月24日に開催されたスーパーGT第4戦「SUPER GT International Series MALAYSIA」のGT500クラスで優勝を獲得した。他チームがタイヤ・マネジメントに苦しみ、2ピット作戦を余儀なくされる中、ADVANレーシングタイヤの耐摩耗性の高さを活かし1ピット作戦を敢行。ハンディウェイトなしの14番手スタートから大逆転勝利を果たした。

舞台となったマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットは、路面温度が50℃近くまで上昇するうえ、舗装の改修により路面が粗く、グリップ力が向上する反面、タイヤ摩耗が起こりやすいコース状況になっていた。このため、レース序盤からタイヤ交換とドライバー交代を交互に行う2ピット作戦を選択するチームが続出する中、1ピット作戦の「WOODONE ADVAN Clarion Z」は19周目にトップを奪取し32周目で初ピットイン。その後も後続車を寄せ付けない安定した走りで悲願の勝利フラッグを受けた。なお、当社がサポートし、同じく1ピット作戦で戦った土屋エンジニアリング「ECLIPSE ADVAN SC430」も5位入賞を果たした。

スーパーGTは年9回開催される日本で最も人気の高い自動車レースシリーズで、カーメーカーのワークスチームも参戦し毎戦ハイレベルなレースが展開される。市販車をベースに改造したレース専用マシンが使用され、約500馬力のGT500クラスと約300馬力のGT300クラスの2クラスが混走して両クラスで優勝を競う。

表彰台トップを獲得した「WOODONE ADVAN Clarion Z」ドライバーの荒 聖治(左)とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

優勝した「WOODONE ADVAN Clarion Z」