ニュースリリース

フルードパワー国際見本市に出展

環境負荷を低減するさまざまな高圧ホースを紹介

2008年04月18日

  • 工業品関連

横浜ゴム(社長:南雲忠信)は4月22日から4日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される第22回フルードパワー国際見本市に出展する。環境負荷の低減をテーマに開発した高圧ホースをメインに、トヨタのランドクルーザーに採用されたオイルクーラー用の配管などを展示する。同見本市は3年に1度開催される油圧・空気圧・水圧を利用した機器や技術の専門展示会で、今年は国内外から約140社が参加する予定。

環境をテーマにした商品は、燃やしてもダイオキシンが発生しない非塩素ホース「エコファインレックス」や、燃料電池車に水素ガスを供給するための超高圧ホースなど。ホース金具では、三価クロムによる表面処理を施した商品を展示する。亜鉛めっきのホース金具は、さび防止のため六価クロムによる皮膜形成処理を行う場合が多い。しかし、六価クロムは発がん性などが疑われており、横浜ゴムは昨年6月から、より安全性の高い三価クロムを使う方法に順次、切り替えている。

昨年11月から出荷を始めた新規格ISO18752のホースも紹介する。ISO18752は、横浜ゴムが中心メンバーとなり作成した液圧用繊維・鋼線補強ゴムホースの新規格で、使用圧力と口径を基準にするユーザーの視点に立ち、最高使用圧力をベースに構成したのが特徴。ユーザーが必要なホースを見つけやすいほか、メーカーは技術的な優位性をアピールしやすいメリットがある。

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ブースイメージ図

ブースイメージ図