知人に複数の事業を営んでいる人がいたので、その会社で働いていました。日中は中古自動車の会社で販売や車検修理、事務作業などを行い、夜からは飲食店で店舗の運営管理を行いました。変化のある刺激的な毎日でしたが、経営には波があり「安定」という意味では将来に不安を感じていました。

「会社の安定性」を軸に転職活動を行いました。ちょうどその時期、横浜ゴムが平塚工場で扱っていたホース配管事業を、私の地元にある長野工場に移管することに。さまざまな拠点やグループ企業を持つ横浜ゴムなら、安定して働くことができると考え、応募を決意しました。

建設機械や自動車に用いられる油圧ホース配管の製造現場で、作業長（現場監督者）をしています。長野工場の中では最も従業数の多い現場で、生産量も多いため、従業員のフォローや生産管理など大変なことが多いです。それでも仲間と力を合わせ、目標を達成できたときの喜びはひとしおです。作業長として学ぶことが多い毎日ですが、その分成長を実感できます。

性別や役職に関係なく意見を発信できるので、風通しの良い職場だと思います。普段からコミュニケーションが活発な環境なので、仕事を円滑に進めることができています。また、程良くお互いを意識しながら働けているので、現状に甘んじることなく、一人ひとりが着実にステップアップできる環境だと感じます。

私自身、前職から夜勤経験があったので大変ではありません。ただ生産スケジュールがタイトなときには、どうしても家族とすれ違いの生活になってしまうことはあります。でも、その分一人で趣味に没頭する時間が持てたり、家族のありがたみを実感できるため、魅力的な勤務体制だと感じています。

充実していると感じます。特に横浜ゴムには「ブラザー制度」があり、新人技術者は3〜7年目の先輩技術者から仕事の基礎を学ぶことができます。仕事のこと以外にもプライベートで抱えている悩みについても気軽に相談できるので、安心して仕事に取り組めます。

期間社員のモチベーションアップに寄与していると思います。私自身も正社員登用という目標に向け、自分に足りない能力やスキルは何か、日々自問自答していました。わずか1年で登用される場合もあれば、数年かかる場合もありますが、登用を目指して自身の長所や短所と向き合うことは必ず自分のためになると思います。

以前は、妻と県外へ旅行したり、趣味の釣りで遠征したりとさまざまな場所に行くことが多かったです。コロナ禍になってからは、家で動画を見たり、食材を買って料理をしたりと家の中でできる楽しみを見つけています。家族とともに食事をとる時間が増えたことは嬉しいですが、また以前のように家族とどこかに旅行することが楽しみです。