幼い頃から調理師に憧れていて、高校卒業後は調理師の専門学校に進学しました。卒業後、パン職人として町のパン屋で働きました。パンづくりは思っていた以上に奥深く、勉強の日々でしたが、お客様に美味しいパンを届けることにやりがいを感じていました。
パン職人の経験を積む中で、別の仕事にもチャレンジしたいと思うようになりました。三島工場のある静岡県三島市は私の地元なので、横浜ゴムには昔から親しみがあり応募しました。選考で労働条件や仕事内容を聞いたり職場を見学したりする中で、自分に合っていると感じたため入社を決意しました。
現在は作業長(現場監督者)として、混合する原材料の仕掛けや作業工程での不具合対応、労働時間の管理などを主に行っています。作業長になったばかりで分からないことも多いですが、責任感を持ちながら仕事と向き合っています。部下や関わる人たちから感謝の言葉をかけてもらえたときは、やりがいを感じますね。
およそ40名の現場で働いていて、一人ひとりの顔と名前が一致する規模感です。仕事だけでなくプライベートでも交流があるなど、良い関係性を築けています。入社した頃はうまく職場に馴染めるか不安でしたが、先輩たちが優しく話しかけてくれたので、そんな不安もすぐに解消されました。
交替勤務については人それぞれだと思いますが、私は苦ではありませんでした。夜勤は眠くなることもありますが、休憩をしっかり取れます。休日は趣味でリフレッシュできているので、交替勤務でも集中して作業ができています。
座学教育や現場教育など、教育体制は非常にしっかりしていると思います。特に現場での教育期間は、トレーナーの方から技術的なことについて一から学ぶことができます。教育計画やチェックリストがあるので、自分のできることとそうでないことを可視化した上で着実にスキルアップできます。
私の場合、期間社員として約4年勤務した後、正社員登用に関するお話をいただきました。実際に正社員になれるかどうかは会社の状況やその人次第ですが、日々の業務と真剣に向き合っていれば、努力は報われます。ぜひ正社員登用を目指している方には、目標に向かって頑張ってほしいです。
現在住んでいるところが海に近いということもあり、餌木を使うイカ釣りが趣味です。まったく釣れないこともありますが、そこがまた面白くもあり今ではすっかりハマっています。基本的に夜釣りなので夜風が気持ち良いです。職場に同じ趣味を持った人もいて、一緒に釣りに行くことも多いです。