大阪発、隣接三府県の魅力を再発見ドライブ(京都編)

大阪からの日帰りドライブ、あなたならどこを目的地に選びますか?

京都、和歌山、神戸と見どころの多いお出かけ先が思い浮かぶところですが、今回は「京都編」ということで、風光明媚なスポットを中心に各地の美味しいものも楽しめるコースをご紹介してまいります。

関西エリアは関空/伊丹/神戸と三カ所の大きな空港がありますし、新幹線の便が良いので、全国各地からアクセスしてレンタカーを利用したドライブも手軽に楽しめます。

ぜひ本記事をご参考にしていただき、充実した休日をお楽しみください。
2022.08.05

海の京都、素敵な景色と美味しいものを求めるドライブ!!

京都と聞くと、荘厳な寺社仏閣が真っ先に思い浮かびますよね。でも、京都府は日本海にも面しており、丹後半島方面にも素晴らしいスポットがたくさん存在しています。京都北部は「海の京都」というキャッチフレーズを冠して観光アピールに力を入れていますが、そんな京都の北部を訪ねるドライブを楽しんでみませんか!?

鉄板ドライブスポット 伊根の舟屋

独特な舟屋が立ち並ぶ風景は、海の京都を象徴するスポット。

日本海に突き出た丹後半島の東側、伊根町の観光スポットが「伊根の舟屋」です。海沿いに並ぶ建物には舟をおさめる“ガレージ”が設けられており、これを舟屋といいます。古くから漁業が盛んな地、ここで使われていた木造船をおさめるためのスペースが舟屋。漁から帰ったら船をここへおさめて乾かしていたというのは、木造船ならではの話ですね。

この建物の多くは2階を作業場や倉庫のように使っていることが多く、人が住んでいる例は少ないそうです。ですが、対岸から望む舟屋が建ち並ぶ独特の風景は、この地の人々が海とともに暮らしてきていることを実感させてくれるものです。

湾の周辺には舟屋を望んで撮影できる場所がいくつかありますが、ドライブで訪れた際のお薦めは「道の駅 舟屋の里 伊根」。道の駅ですから駐車場も余裕がありますし、地元の特産品をお土産に購入できますし、舟屋を眺めながら地元で水揚げされた美味しい海の幸も楽しめます。

伊根町観光協会

https://www.ine-kankou.jp/

道の駅 舟屋の里 伊根

https://www.ine-aburaya.com/michi-no-eki/

穴場スポット① 美山かやぶきの里

歴史的な茅葺き(かやぶき)屋根を背景に、愛車の写真を撮ってみましょう。

京都府道38号を走り美山地区を訪れると、昔ながらの茅葺き屋根が並ぶ素敵な光景に出会えます。江戸から明治にかけて建てられた家屋が多く残っており、まるでタイムスリップしたような雰囲気に包まれています。
 
かやぶきの里駐車場に車を停めて、集落を散策してみるのがまずはお薦め。懐かしい丸型の郵便ポストは街中で見かけるめっきり少なくなりましたが、美山に残るものは茅葺き屋根の家屋とともに懐かしい日本の風景を見せてくれています。

また、かやぶきの里駐車場では、茅葺き屋根の建物を背景にして愛車の写真を撮ることも可能です。マナーを守って、周りの方々への配慮も忘れることなく、日本の原風景とも言える景色の中で愛車の写真を撮ってみませんか!?

ちなみに、このかやぶきの里は、全日本ラリー選手権の通り道にもなっていたことがあります。

美山かやぶきの里

https://kayabukinosato.jp/

穴場スポット② だいまるしょうゆカフェ

歴史ある醤油蔵で美味しいランチとスイーツを。

丹後半島の中心的な街が京丹後市、当地には醤油蔵がいくつかありますがその中のひとつが「だいまるしょうゆ」。1908(明治41)年に創業、100年以上の歴史を刻んでいる醸造所のブランドですが、こちらでは店頭直販に加えてカフェも営業しています。

 
 
お薦めの「牛すじカレー」は、国産和牛の牛すじを自社の醤油と砂糖で甘辛く煮込んだものとスパイシーなカレーの相性が抜群!!

そして食後には、多彩なデザートとドリンクメニューも楽しんじゃいましょう。地元で採れた季節のフルーツを使ったパフェやケーキなど、メニューを見たら目移りしてしまいますよ。

もちろんお帰りには、醤油と味醂(みりん)もお土産に購入することをお忘れ無く♪

だいまるしょうゆ

http://daimarusyouyu.blogspot.com/

穴場スポット③ 天橋立

「天橋立は“穴場”ではなくて、“鉄板”のスポットでしょ?」と多くの方が思われたでしょうが、この定番スポットに加えて、ぜひ足を運んでいただきたい“穴場”が、丹後縦貫林道にあるビュースポット。

この道はその名の通り、丹後半島を南北に貫いているのですが、各所にビューポイントが整備されていて天橋立を望むことが出来るのです。その中には駐車スペースで天橋立を背景にした愛車の写真を撮影出来るところもありますので、ドライブにはお薦めの道なのです。場所によっては少し狭いところもありますので、スピードダウンの安全運転でドライブを楽しんでくださいね。

丹後縦貫林道

https://www.pref.kyoto.jp/tango/forest/1268356050545.html

丹後縦貫林道周辺の観光・レジャー施設 (ビューポイント記載あり)

https://www.pref.kyoto.jp/tango/forest/documents/rindo-map.pdf

最後に

さて、今回は「大阪発、隣接三府県の魅力を再発見」シリーズの京都編ということで、「海の京都」をテーマにドライブスポットを紹介いたしました。

大阪を拠点としたドライブは、道路網の整備が進んでいることもあってより便利に楽しめるようになっています。

京都北部へは京都縦貫自動車道、和歌山南部へは紀勢自動車道の延伸が進み、神戸方面は大阪と神戸を結ぶ阪神高速道路の3号神戸線と5号湾岸線という2本の大動脈が走っています。

これらの道を活用して手軽に楽しめる日帰りドライブ、あなたならどこを目的地に設定してお出かけを楽しみますか?


和歌山編、神戸編の記事は以下よりご覧ください。

「大阪発、隣接三府県の魅力を再発見ドライブ」の記事

この記事を書いたライター

斉藤 武浩(さいとう たけひろ)

モータースポーツや自動車関連イベントなどの取材を通じて全国を自分の車で飛び回っており、年間の走行距離はおよそ4万km、ホテル宿泊数は100泊以上という生活を続けている。Webサイトのディレクションの他、コンテンツづくりのためのレポート執筆や写真撮影も行っている。


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横浜ゴム株式会社
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