|
|||||||||||||||||
2012年度第2四半期決算の概要についてご説明します。 2012年上期の世界経済は、欧州債務危機が一旦落ち着きをみせ、米国では緩やかな景気回復が見られ始めました。一方、世界経済を牽引してきた新興国の成長は、欧州向け輸出の減少や金融引締めなどにより、緩やかなものになりつつあります。 こうした中、第2四半期までのタイヤの需要動向は、国内市販用が前年を下回り対前年94.5%となりました。これは昨年に復興需要が多く出たことや、今年は降雪の影響により春需のスタートが遅れたためであり、2010年度上期との比較では107%の伸びとなります。また、新車用は前年の大幅減の反動やエコカー減税、補助金による販売増などもあり、対前年146%の伸びとなりました。 工業品関連では、自動車の生産増により自動車用ホースやシーリング材が伸びました。 原材料価格については、天然ゴムや石化系原料が一時のピークに比べれば下がっているものの、需給の動向により急激に変化するものもあり、予断を許さない状況です。 |
|