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続いて、経常利益の増減要因についてご説明します。営業利益は前年同期比8億円減、経常利益は同15億円増となりました。 増益要因の内訳です。粗利為替差は110億円のプラスとなりました。原料価格は74億円のプラスで、内訳は天然ゴムが47億円のプラス、合成ゴムが20億円のプラス、その他が7億円のプラスです。営業外は前期末から6月末にかけて円安が進み為替差益が発生したことにより、23億円の増益要因となりました。 減益要因の内訳です。量・価格・ミックスは115億円のマイナスです。内訳は量が59億円のマイナス、価格・ミックスが56億円のマイナスです。販売量が減少した主因は欧州、ロシア、北米を中心とした海外市場でのタイヤ販売の低迷と国内新車用タイヤの販売減です。製造原価は28億円のマイナスです。これは新車用及び海外におけるタイヤの販売量減に対応した工場の操業度悪化によるコストアップが主因です。なお、前期に発生したロシア工場の立ち上げによるコストアップは解消されています。販管費は49億円のマイナスとなりました。新規連結した子会社の経費が追加になったこと、海外子会社の外貨建費用が円安により円貨ベースでは増加したことが主因です。 |