タイヤ事業では、「大規模投資による供給能力の増強」を成長戦略の柱としています。 2017年度までに生産能力1,700万本体制を目指すヨコハマタイヤ・フィリピンでは、2011年度から生産能力の第1次拡張を進めてきました。その結果、現在の年間生産能力700万本から、2013年中には1,000万本へ拡張します。さらに、1次拡張と並行して2013年5月から第2次拡張を実施、2015年度にはフル生産に入る予定で1,250万本に拡張する計画です。
昨年稼働したロシアの乗用車用タイヤ工場でも、さらに生産能力を拡大します。2013年夏には生産能力が140万本でフル稼働となりますが、さらに2014年秋までに20万本増強し、160万本まで引き上げます。
昨年、設立を発表したインドの乗用車用タイヤ工場は、2014年7月の操業開始に向け、本年2月に着工しました。総投資額は44億円で第1期の年間生産能力は70万本を予定しています。