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技術戦略では、当社がパイオニアとして研究に取り組んできたころがり抵抗低減に続く環境対応技術の開発に取り組んでいます。 2012年12月、走行時のクルマの空気抵抗を低減するタイヤ設計技術を発表しました。これはタイヤハウス内で回転するタイヤ周辺の空気の流れをシミュレーションする技術を応用して開発したもので、装着時内側となるタイヤ側面にフィン状突起を取り付けると、タイヤ自体の空気抵抗は増すものの車全体の空気抵抗が低減することが判明しました。 また、自社技術の向上を目的に開発した電気自動車のコンセプトカー「AERO-Y(エアロ・ワイ)」を、本年1月に開催された「東京オートサロン2013」で発表しました。「AERO-Y」にはフィンタイヤだけでなく、航空部品やハマタイトの開発で培ったMB部門の最新技術を搭載しています。 さらに環境対応技術として、廃タイヤやタイヤ生産過程で発生するゴムを粉末再生ゴムとしてタイヤ製造に再利用する取り組みを、国内外グループで進めています。2012年度はこの取り組みによって「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会」から「3R推進協議会会長賞」を受賞しました。 |
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