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ロシア事業は順調に進展しており、昨年度のロシアでの販売量は対前期比11%増の235万本に達しました。また、販売店網の構築も進んでおり、ヨコハマクラブネットワークは既に500店を超えています。販売店からは、ロシア工場建設による供給力の向上も期待されており、さらなる販売力強化を目指します。なお、リペツクに建設中のロシア工場ですが、今年からの稼動に向けて作業を進めている状況です。今後は設備の確認なども含め、立ち上げ準備を行っていきます。 増産計画も着実に進め現在、日本、中国、タイ、ロシア、米国で増産投資を行っています。右のグラフに示したように、タイヤ生産能力はGD100フェーズⅡが終了する2011年度末時点で、フェーズⅠ最終年度の2008年度に比べ11%拡大する計画です。なお、今年1月、フィリピンの生産能力を2017年までに、現在の年700万本の2.4倍に当たる1,700万本まで増産することも決定しました。 地域事業体制の強化では、マーケティング機能を強化しており、今年はロシアで新ウィンタータイヤを投入するほか、欧州・中国で「BluEarth」の展開も進めていきます。 なお、原材料価格の高騰により、各製品の値上げを順次実施しました。国内外問わず、乗用車、トラック・バス、建設機械用など全品種で値上げを実施しており、お客様のご理解をいただきながら浸透を図っています。 |
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