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2010年度の世界経済は、この数年の危機的状況から脱し、緩やかな回復基調となりました。国内においても、輸出型企業を主導とした景気回復が認められましたが、エコカー補助金制度終了により新車販売減が生じるなど、決して楽観することのできない状況です。 タイヤの需要動向は、国内市販用が降雪の影響もあり、前期比108.1%と大きく伸長しました。また、海外についても中国など新興国を中心に伸びています。 MB事業では、自動車・建設機械の増産により、ホースや自動車用シーリング材などの需要が前期を上回りました。 原材料価格については、天然ゴムが2月に最高値をつけた後、いったん下がったものの、産地の天候不順などにより依然高止まりの状況にあります。また、原油も中東情勢不安などにより、上昇基調が続きました。 |
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