89th Pikes Peak International Hill Climb 2011

2011パイクスピーク

横浜ゴムは2011年も「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」と称し、6月26日にアメリカ・コロラド州で開催されるヒルクライムレース「2011パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に オリジナル製作のEVレーシングカー(電気自動車)で参戦。

このチャレンジは「環境、そして人や社会にやさしい」をテーマとし、横浜ゴムが世界中に発信していく「BluEarth」コンセプトに基づいた活動の一環 として行うもので、「走る喜びと環境との調和」、「電気自動車用タイヤの研究開発」を目的としている。同レースへの参戦は3年目。

ドライバーは昨年同様、世界的なオフロードレースで活躍する塙郁夫選手を起用。車両は昨年のマシンをベースに、より戦闘力を高めた最新仕様で参戦する。車両はパナソニック(当時、三洋電機)のリチウムイオンバッテリー、AC Propulsion(米国)の交流モーターを搭載し、タイヤはオレンジオイル配合技術をはじめとする様々な環境技術を採用し、低燃費性能とグリップ性能を高いレベルで両立した低燃費タイヤ「BluEarth(ブルーアース)」のプロトタイプを装着。

2011年のパイクスピークではトップセクションが舗装化され、ロワーセクションの半分、全体の約1/4が未舗装路として残っている。参加したEVは4輪2台、2輪1台とチーム・ヨコハマ以外の参加があり今後EVの台数が増える兆しをみせていた。

決勝では塙選手はBluEarth・プロトタイプのポテンシャルを存分に活かして、12分20秒084をマーク。自身が前年に記録したタイムを57秒短縮して、再びEVのコースレコードを大幅に更新した。

フォトアルバム

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ZERO EMISSION for Blue Earth !

ZERO EMISSION for Blue Earth !  - EVレーシングカー未来への挑戦 - (24分11秒)
Record Run In 2011 Pikes Peak International Hill Climb

パイクスピーク2011 総集編

パイクスピーク・ヒルクライム2011での練習走行から本線までのオンボード映像を中心とた映像です。 (10分)