2013年度第2四半期決算の概要と「GD100」の取り組み   YOKOHAMA
2013年度第2四半期決算説明会 技術戦略/基盤強化/CSRへの取り組み
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第2四半期累計連結決算の状況
部門別の状況
2013年度連結決算業績予想
中期経営計画「GD100」
「GD100」ビジョンと基本方針
PhaseⅢのテーマと定量目標
PhaseⅢの基本的考え方
タイヤ成長戦略
MB成長戦略
技術戦略/基盤強化/CSRへの取り組み

最後に「技術戦略」「基盤強化」「CSRへの取り組み」についてご紹介します。
「技術戦略」では、4月、トラック・バス用タイヤの空気漏れを従来品に比べ30%抑制する新型インナーライナーを発表しました。インナーライナーはタイヤ内部に貼る薄いゴムシートです。鉱物の一種であるタルクを微粒子化してゴムに混入することで空気の透過を抑制しました。新技術の開発で空気保持能力が向上するとともに、タイヤの軽量化が図れます。

「基盤強化」では国内物流体制の効率化を図るため、仙台物流センターを新設し本年末に稼動させます。従来あった複数の施設が東日本大震災で被災したため、これを新施設に1本化する計画です。同時にタイヤに加えMB製品も集約し効率化を図ります。さらに、新城にも物流センターを建設する計画で、2014年秋の稼動を予定しています。また、知識・経験が豊かな高齢者を活用するため、ヨコハマビジネスアソシエーション株式会社を4月に設立しました。

「CSRへの取り組み」では、5月、岩手県大槌町で昨年4月に引き続き2回目となる植樹会を開催しました。震災がれきを利用したマウンドに植樹し、「いのちを守る森の防潮堤」として「平成の杜」を築くことが目的です。また、中国のグループ会社では、昨年から雲南省での環境保全活動への支援を開始しています。6月に地元の村に対し、森林保護と経済活動を両立させる手段のひとつとして養蜂設備などを寄贈しました。

最後になりますが、当社グループでは事業活動の基本にコンプライアンスの徹底を掲げています。持続可能な成長に向け、社会からゆるぎない信頼を得ている地球貢献企業となるためには、コンプライアンスは経営の最重要課題と認識しており、今後もグループ全体で強化していきます。

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