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2011年度第2四半期の決算についてご説明します。2011年度の世界経済はヨーロッパの債務問題、米国の雇用停滞など実体経済に影がさす中、中国でも金融引き締めにより新車販売台数の伸び悩みや建設工事の減少、また輸出の伸び悩みも起き、景気の減速局面が続いています。 国内の景気は東日本大震災の影響により足踏み状態に陥りました。その後、復興需要にも支えられ改善の方向で進んでいますが、欧州・米国の先行き不透明感による為替円高が続いており、予断を許さない状況です。 こうした中、第2四半期までのタイヤの需要動向は、国内市販用が前年を上回り前年比110%となりました。しかし、新車用は震災の影響により大幅に落ち込みました。MB事業では自動車の生産減により自動車用ホース、シーリング材は低迷しましたが、マリンホースやコンベヤベルトの販売は堅調に推移しました。 原材料価格については、天然ゴムはピーク時に比べ値下がり傾向にありますが、依然として高止まり状態が続いています。また、合成ゴムもブタジエンの価格上昇に伴い高値で推移しています。 |
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