2011年度第2四半期累計連結決算と下期の取り組み

2011年度第2四半期累計連結決算と下期の取り組み 技術戦力/基盤強化
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第2四半期累計連結決算の状況
部門別の状況
2011年度連結決算予想
GD100と2011年度下期の取り組み
PhaseUの概要
タイヤ成長戦略①
タイヤ成長戦略②
タイヤ成長戦略③
タイヤ年間生産能力の推移
MB事業
スポーツ事業
技術戦力/基盤強化
CSR経営

続いて技術戦略、基盤強化についてご説明します。現在、世界のタイヤメーカーは低燃費タイヤをめぐって熾烈な技術開発競争を続けています。その中で、当社の低燃費タイヤは他社には無い次の技術に特徴があります。一つはオレンジオイルを配合したコンパウンドです。オレンジオイルを配合することにより、ころがり抵抗の低減とグリップ力の維持という相反する性能を実現しています。もう一つは空気圧の低下を抑制するインナーライナー「AIRTEX」です。この技術は世界中で特許を取得しています。こうした技術はグローバル展開を進める「BluEarth」などに投入され、競争力を高めています。

国内事業の構造改革では、 2009年7月に国内タイヤ販社を統合したヨコハマタイヤジャパンを、 2010年10月に国内MB販社を統合した横浜ゴムMBジャパンを設立しました。成熟化が進む日本事業に関してすでにタイヤ、MB事業ともにスリム化、効率化の打ち手を行い、フェーズVに向けた基盤固めを進めました。

一方、2006年から進めている全社的なコスト削減策であるムダ取り活動は2011年度に70億円の削減を計画しており、スタートからの6年間累計で510億円に達する見込みです。

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