まず、値上げについてですが、国内市販用タイヤでは今年4月から全ての商品について値上げを実施しました。値上げは2004年から毎年実施しており、今回で乗用車用は4回目、トラック・バス用では5回目です。
原材料高騰の影響は、過去5年間で565億円にのぼり、現在でも原油高により一段と高騰が続いています。こうしたコストアップを、生産性の向上やコスト削減などの内部改善のみで吸収することは困難であり、今回の改定を決定しました。引き続き、内部改善を継続するとともに、値上げの浸透を図っていきます。