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2007年度の決算についてご説明します。 事業環境については、世界経済は2007年度の半ばまでは順調な景気拡大が続いていましたが、米国のサブプライムローン問題が表面化した夏以降、状況が一変し、先行きに不透明感を伴いながら景気の減速傾向が続いています。 わが国においても、新興国への輸出などは順調に拡大しているものの、最近は急激な米ドル安や原油価格の高騰などの厳しい状況が続いており、2008年度の事業環境はかなり厳しいものと予測せざるを得ません。 タイヤ業界ですが、国内需要は、降雪の減少により市販用が前年を割り込みました。新車用は輸出向けが堅調であり、海外需要はアジアを中心に引き続き伸長を続けています。 MB部門では、世界的な資源・エネルギー開発などにより、高圧建機用ホースやコンベヤベルトなどが引き続き好調を維持しています。 一方、原材料は、天然ゴムのほか、合成ゴム・カーボンブラックなどの石化系原料を中心に、大半の原材料が一段と高騰している状態で、原油価格の動向が今後も懸念されます。 |
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