2006年度中間決算と下期の取り組み   YOKOHAMA

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まずは、値上げの実施についてです。

2007年2月、4月に国内市販用タイヤの値上げを実施いたします。国内市販用タイヤでは2004年、2005年に引き続き、今年2月にトラック・バス用ナツタイヤ、4月に乗用車用及びトラック・バス用の冬用タイヤの値上げを実施してきました。また、同時に生産性の向上やコスト削減などの内部改善も、並行して進めてきました。

しかしながら、天然ゴム及び石化系原材料の価格は、一時のピーク時に比べれば下降傾向が見られたものの、依然として高値水準が続いており、原材料高騰の影響は、2003年から2006年度の見込みまでの4年間累計で約500億円にものぼっています。これに対して、国内外を含めた製品値上げでカバーできているのは約5割弱にとどまっています。

このような状況で、企業努力のみでコストアップを吸収することはもはや困難であると判断し、GD100で掲げている目標を達成させるためにも、今回の値上げを決めました。値上率については、乗用車用及び小型トラック用タイヤが5.5%、その他を10.0%といたします。

また、海外でも値上げに取り組んでおり、既に発表の通り9月より再度の値上げを実施しております。

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