部門別状況のご説明です。

タイヤ事業は、売上高が前年比349億円増の4,795億円、営業利益は同27億円増の460億円となりました。国内新車用では当社タイヤが装着されるエコカーの販売が順調で好調でした。国内市販用では価格が軟化傾向となりましたが、販売本数はナツタイヤは堅調、冬用タイヤも好調に推移しました。海外は、欧州、ロシアなどで需要が低迷し価格競争が激化していますが、北米では需要回復が顕著となりました。

MB部門は全体の売上高が前年比70億円増の1,221億円、営業利益は同43億円増の106億円となりました。
工業品事業の売上高は前年比50億円増の969億円、営業利益は同26億円増の77億円です。特に米国で自動車用ホースの販売が好調に推移しました。工業資材はコンベヤベルトの販売が堅調だったほか、空気式防舷材、マリンホースなどの海洋商品も販売を伸ばしました。ハマタイトは自動車用が好調に推移しました。

その他の事業の売上高は前年比20億円増の252億円、営業利益は同17億円増の30億円です。航空部品も堅調に推移し、PRGRブランドで展開するゴルフ用品は「iD nabla RED」や「egg」の販売が好調でした。