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続いて、所在地別セグメントの業績予想です。 北米の売上高は前期比231億円(20.8%)増の1,340億円、営業利益は同12億円(21.5%)減の45億円となる見通しです。北米の新車販売は堅調に推移しており、市販用タイヤの需要も回復してきています。足下の販売本数は前期を上回るレベルまで回復しているほか、円安の影響もあり、下期の営業利益は前年を上回る見込みです。しかし、上期の減益をカバーできず通期では減益となる見通しです。 アジアの売上高は前期比184億円(54.8%)増の520億円、営業利益は同4億円(11.5%)増の40億円となる見通しです。中国のタイヤ販売の回復とアジア工場の操業度良化を見込んでいます。 その他地域の売上高は前期比112億円(28.0%)増の510億円、営業利益は同9億円減の15億円の赤字となる見通しです。上述の連結子会社の増加の影響もあり増収となる見通しです。一方、欧州のタイヤ販売状況は、市場価格に対応した施策を展開したことで販売量は回復傾向にあるものの、引き続き厳しい価格競争が想定されます。また、ロシア市場では流通在庫の増加により厳しい販売競争が繰り広げられており、こうした状況を踏まえ営業利益は赤字とみています。 |