タイヤ日常点検
空気圧点検
空気圧点検
適正空気圧は車によって異なります。
タイヤの適正空気圧は、運転席のドア付近に貼られているシールに明記されています。
POINT
走行後間もないタイヤの空気圧は、熱によって高くなっているので、空気圧点検は走行後、時間をおいてから行ないましょう。
※装着しているタイヤが純正タイヤと異なるサイズ規格の場合は確認が必要です。
空気の減り方
タイヤの空気は自然に抜けてしまいます。
POINT
1ヶ月で10~20kpaも低下してしまうタイヤの空気圧。だから1ヶ月に1度の空気圧点検をおすすめしています。
空気圧不足による問題点
タイヤの空気圧が不足していると・・・
1燃費が悪くなる
タイヤのころがり抵抗が大きくなり、エネルギーロスが増えることで、燃費が悪化します。
適正空気圧
空気圧不足
空気圧不足の自転車はペダルが重く感じませんか。
2偏摩耗しやすい
空気圧が不足しているとトレッド両肩に負担がかかり、両肩ばかりが摩耗する偏摩耗を起こします。
適正空気圧
空気圧不足
空気圧が不足していると、車重を支える負担が、サイドウォールを伝って両肩にかかります。
3ハイドロプレーニング現象が発生しやすい
路面の水がタイヤから排水されるまでの距離が長くなり、排水が間に合わず、ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。
空気圧(kPa) | 100 | 150 | 200 | 220 |
---|---|---|---|---|
発生速度(指数:%) | 71 | 87 | 100 | 116 |
※200kPaを100としたときの指数です。(横浜ゴム調べ)
4乗り心地が悪化する
タイヤのたわみが増えることで、高速走行時にスタンディングウェーブ現象を起こすなど、乗り心地も悪化します。