新春恒例となっているカスタム&ドレスアップカーの祭典、「東京オートサロン with NAPAC」が、2015年も1月9日(金)から11日(日)にかけて千葉県の幕張メッセを会場に開催された。
いまやモータリゼーションが急速に発展するアジア圏を中心とした、海外からの注目度も高い東京オートサロン。33回目となる今回は過去最多の879台という出展車両を数え、期間中の入場者数も309,649人とこちらも過去最多となる賑わいを見せた。
そんな中、横浜ゴムは例年通りにタイヤとホイールそれぞれのブースを出展。ともに新製品のお披露目を行うなど、多くの来場者が足を運びブースは盛況に包まれていた。
ヨコハマタイヤブースは、Red in BlackのADVANカラーを強く印象付ける演出で構成された。中央奥のステージをメインに、ブース内には3台のADVANを装着するインポートカーを展示して多くの来場者にお楽しみいただいた。
金曜日のオープニングではベールに包まれていたステージ上の展示車両。こちらは同日行われたADVAN A08Bの新サイズ展開プレゼンテーションにあわせてアンヴェールされ、伝統のADVANカラーをまとう日産・GT-RがADVAN A08Bの新サイズを装着してお披露目された。
また、ブースの一角にはADVANの歴史をご紹介するコーナーも設けられ、歴代主要モデルの展示や、モータースポーツにおける活躍の歴史をパネルで紐解いた。さらにサーキットでのチェッカーフラッグを振る場面を再現したトリックアートコーナーでは、多くの来場者が記念撮影を楽しまれていた。ブースにお越しいただいたみなさんには最新のパンフレットなどを特製のADVANエコバッグとともにお渡しし、このバッグも大いに人気を集めるアイテムとなった。
2013年のフランクフルトモーターショーで発表されたBMW i8は、流麗なスタイリングとガルウィングドアが目を惹くクーペモデル。車体にはカーボンを用いるなど卓越したBMWらしいドライビング・パフォーマンスが特徴であるが、このモデルはそれ以上にプラグインハイブリッドを採用した新世代のスポーツモデルであることが注目のポイントとなっている。
メルセデス-ベンツのAクラスは、現在のモデルで三代目となる。初代、そして二代目と比べて全高を下げ、優れた実用性はそのままにスポーティな度合いを高め、ヨーロッパを中心に大きなボリュームゾーンを形成しているCセグメント市場で存在感を見せている。日本市場でもその人気は不変だが、幅広いラインナップの中でイメージリーダー的な存在となっているのが「A45 AMG 4MATIC」だ。その名の通り4輪駆動モデルで、エンジンは排気量2,000ccのツインスクロールターボを搭載。停止状態から100km/hまでの加速は4.6秒という速さを誇り、下手なスポーツカー顔負けのポテンシャルを秘めている。
近年、欧州メーカーが次々とリリースしているボディスタイルが、4枚のドアを持ちながらもクーペを彷彿とさせる流麗なシルエットを持つラグジュアリースポーツサルーンだ。その成り立ちはメーカーによってさまざまであるが、アウディの場合は人気のセダンであるA4から、まずは2ドアクーペのA5が派生車種として2007年に誕生。さらに2009年に5ドアハッチバックスタイルのA5スポーツバックが登場した。そしてアウディといえば、そのパフォーマンスをさらに磨き上げた「S」シリーズの存在も忘れられない。もちろんA5をベースとしたS5もシリーズ展開されており、そこにはスポーツバックも含まれている。
プロフェッショナルドライバーとクラブマンレーサーが同じ土俵で戦うワンメイクレース、トヨタ86とスバルBRZで競われているGAZOO Racing 86/BRZ Raceは全国の主要サーキットを転戦して熱戦が繰り広げられ、シリーズを通じて高い注目を集めている。2014年は全10戦のカレンダーで競われたが、そのすべての戦いで優勝を飾り、谷口信輝選手のシリーズチャンピオン獲得に加えて、完全勝利の偉業を達成したタイヤがヨコハマタイヤのADVAN A08Bだ。
横浜ゴムではタイヤのみならず多彩な事業展開を行っているが、そのひとつが接着剤の分野である。建築や建設用、さらに自動車・工業用といったジャンルの接着剤は幅広く社会を支える存在として用いられているが、東京オートサロンでは自動車ガラス用高剛性接着剤が展示された。横浜ゴムは「ハマタイト」というブランドで自動車窓ガラス用接着剤のトップシェアを誇っているが、窓ガラスの強度を利用して車両剛性を高める接着剤を開発、東京オートサロンに参考出品した。
UPDATE : 23.Jan.2015