安全にご使用いただくために

1.タイヤ、チューブ等の選定

  • 自動車製作者が指定した標準タイヤ、又はオプションタイヤの使用を基本とし、その他のタイヤを選定される時はタイヤ販売店等にご相談下さい。なお、あくまで正規の用途、目的に合ったタイヤを選定いただくようお願いします。すなわち安全のためには誤った用途、目的のためにお使いにならないようお願い致します。また、2007年1月1日以降に生産された車両に対しては、標準装着タイヤの外径より大きいタイヤの装着は車検適応外の可能性がありますので、適正サイズの選定はタイヤ販売店等にご相談下さい。
  • 積雪又は凍結路では、冬用タイヤを全車軸に装着して下さい。タイヤは、積雪又は、凍結路において、冬用タイヤに比べて制動距離が長くなります。また、冬用タイヤは全車輪に装着しないと挙動が安定しません。なお、冬季が過ぎたら一般路(乾燥路・湿潤路)走行に適した夏用タイヤに交換することを推奨します。
  • 全車輪とも、同一のサイズ、種類、構造、タイプ※のタイヤを使用して下さい。なお、自動車製作者又はタイヤ製作者による個別の指示がある場合は、その指示に 従って下さい。※タイプとは夏用タイヤ、冬用タイヤ等をいう。
  • 警告サイズ、種類、構造、タイプの異なるタイヤを同一車軸に使用すると、タイヤ性能が異なるため、事故に繋がるおそれがあるので混用しないで下さい。(応急用タイヤは除きます。)
  • 警告 リ・グルーブ、穴あけ等の加工をしたタイヤは、損傷したり、事故に繋がるおそれがあ るので、使用しないで下さい。
  • チューブ・フラップは、タイヤサイズと同一サイズ表示のあるもので、バルブは車両およびホイールに適合するものを使用して下さい。
  • 新品のチューブタイプのタイヤには7 、新品のチューブ・フラップを使用して下さい。
  • ホイールの選定はタイヤ販売店等に相談しタイヤサイズ及び車両に適合したホイ ールを使用して下さい。

2.適正使用と日常点検

  • 警告 タイヤの空気圧は、走行前の冷えている時に、エアゲージにより定期的(最低1ヶ月 に1度)に点検し、自動車製作者又はタイヤ製作者の指定空気圧に調整して下さい。
    • 自動車製作者の指定空気圧は車両の取扱い説明書、ドア付近等に表示されて  います。不明の場合はタイヤ販売店等にご相談下さい。
    • 特に偏平タイヤの空気圧不足は、見た目にわかりづらい為、必ずエアゲージによ  る点検をして下さい。
    • 純正装着タイヤと異なるサイズのタイヤを装着する際は、適正なタイヤ空気圧に  ついてタイヤ販売店等にご相談下さい。
  • タイヤに、亀裂がないか、または釘、金属片、ガラス等が刺さっていたり、溝に石その他異物を噛み込んでいないかを確認して下さい。異物を発見した時は、タイヤ販売店等にご相談のうえ取り除いて下さい。
  • 警告 コードに達している外傷・ゴム割れのあるタイヤは使用しないで下さい。タイヤ損傷発生に繋がるおそれがあります。修理可能か否かについては、タイヤ販売店等にご相談下さい。
  • 警告タイヤの溝深さの使用限度は、残り溝1.6mmです。それ以前に新品タイヤと交換して下さい。
  • 小型トラック用タイヤで高速道路を走行する場合は、タイヤの残り溝深さが2.4mm以上であることを確認して下さい。
  • ホイールナットの緩み、脱落や、ホイールボルトの折損、変形の異常が無いことを確認して下さい。
  • タイヤは自動車の安全にとって重要な役割を担っています。一方、タイヤは様々な材料からできたゴム製品であり、ゴムの特性が経時変化するのに伴い、タイヤの特性も変化します。その特性の変化はそれぞれ環境条件・保管条件及び使用方法(荷重、速度、空気圧)などに左右されますので、点検が必要です。したがって、お客様による日常点検に加え、使用開始後5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します。また同時にスペアタイヤについても点検を受けられることをお奨め致します。また、外観上使用可能のように見えたとしても(溝深さが法律に規定されている値まですり減っていない場合も)製造後10年(注)経過したタイヤ(含むスペアタイヤ)は新しいタイヤに交換されることをお奨め致します。なお、自動車製作者がその車の特性からタイヤの点検や交換時期をオーナーズマニュアル等に記載している場合もありますので、その記載内容についてもご確認下さい。《注:ここに記載した10年という年数は、あくまで目安であって、そのタイヤの実際の使用期限(すなわち、継続使用に適していないこと、または安全上の問題があるかもしれないことを示す時期)を示すものではありません。したがって、環境条件・保管条件及び使用方法によって、この年数を経過したタイヤであっても、継続使用に適していない場合もあります。10年を経過していないタイヤであっても、上記の環境条件等によっては交換する必要がある場合があることにご注意下さい。また、この10年という年数及びタイヤ販売店等による点検のお奨め時期である使用開始後5年という年数は、いずれも横浜ゴム(株)・ヨコハマタイヤの販売会社の販売店による品質保証期間・期限を示すものでもありません》
  • 警告 タイヤ損傷に繋がるおそれがあるので、車両に指定された積載量、定員を超えて使用しないで下さい。
  • 複輪タイヤの場合は、外径差が次表の許容範囲内であることを確認して下さい。
    タイヤ断面幅の呼び 外径差(mm)
    ラジアルタイヤ バイアスタイヤ
    8.25(相当サイズ)以下 6以内 8以内
    (注)8.25(相当サイズ)以下とはメトリック表示では245以下とする。
  • スペアタイヤの空気圧は、定期的(最低1ヶ月に1度)に点検し、自動車製作者が指定した値に調整してお使い下さい。
  • タイヤの位置交換は、車両の使用条件に合わせて、スペアタイヤも含め適正な方法で定期的に行って下さい。(但し、Tタイプ応急用タイヤは除く。)
  • タイヤサイド部に回転方向または取付け方法等の指定があるタイヤは、その指定の通りに正しく装着して下さい。
    • 方向性パターンを採用しているタイヤを装着する際は、サイドウォール部に打刻  されたローテーションマーク(←)をタイヤの回転方向に合わせ、すべてが同一方向になるように装着して下さい。
    • 非対称パターンを採用しているタイヤを装着する際は、サイドウォール部に打刻されたアウト側表示「SIDE FACING OUTWARDS、又はOUTSIDE」が外側になるように装着して下さい。
    • 非対称・方向性パターンを採用しているタイヤを装着する際は、サイドウォール部に打刻されたアウト側表示「SIDE FACING OUTWARDS、又はOUTSIDE」を外側にして、ローテーションマーク(←)をタイヤの回転方向に合わせ、すべてが同一方向になるように装着して下さい。
  • 安全走行を確保するためタイヤ点検時に合わせて、リムバルブも劣化、亀裂が無いことを点検して下さい。リムバルブに劣化、亀裂がある場合はタイヤ販売店等にご相談下さい。また、バルブキャップがついているかどうかも確認して下さい。
  • ホイールには、亀裂、変形等の損傷や著しい腐食がないことを確認して下さい。
  • 瞬間パンク修理剤又はタイヤつやだし剤等で、タイヤに劣化等有害な影響を及ぼすものは使用しないで下さい。
  • 応急用タイヤ、パンク応急修理用具で修理したタイヤ及びランフラットタイヤのパンク時の使用に関しては、自動車製作者の指定に従って下さい。

3.運転時の遵守事項

  • 警告 タイヤを傷つけるおそれがあるので、道路の縁石等にタイヤの側面を接触させたり、道路上の凹みや突起物乗り越しは避けて下さい。
  • 警告急発進、急加速、急旋回および急停止は危険ですので、避けて下さい。特に湿潤路、積雪路および凍結路は滑りやすく、事故に繋がる恐れがあるため、急カーブでは減速するなど、道路状況に応じた適切な運転をして下さい。
  • 走行中は、常に走行速度に応じた車間距離を確保して下さい。特に湿潤路、積雪路および凍結路走行時は十分な車間距離を確保して下さい。
  • 警告 走行中に車両が操縦不安定になったり、異常な音および振動を感じたときは、すみやかに安全な場所に停車して、車両およびタイヤを点検して下さい。タイヤに変形等異常がないか確認して下さい。
    また、外観上、異常がなくても、できる限り低速で移動し、タイヤ販売店等へ点検を依頼して下さい。
  • タイヤのタイプやサイズを変更した場合は、タイヤの運動特性が変化するので、慣れるまでは走行速度等に注意して運転して下さい。
  • 冬用タイヤは積雪路及び凍結路面性能を重視しています。乾燥路および湿潤路で使用する場合は、走行速度に注意し、急制動、急旋回等を避け、安全運転に心がけて下さい。
  • タイヤの制動性能は車両の走行速度、路面状況、タイヤ溝の摩耗量及びタイプ(夏用タイヤ、冬用タイヤ等)により異なります。冬用タイヤは積雪路及び凍結路面性能を重視しています。特に乾燥路及び湿潤路で使用する場合は、実際の交通(速度)規制に従い、走行速度に注意し、急発進、急制動、急旋回を避け、安全運転を心がけて下さい。
  • 新品タイヤ装着当初は、以下のようにならし走行を行って下さい。
    乗用車・軽トラック用 80km/h以下の速度で、最低100km以上
    小型トラック用 60km/h以下の速度で、最低200km以上

4.タイヤチェーン

  • タタイヤチェーンは、タイヤサイズに適合するサイズのものを駆動輪又は自動車製作者が指定する位置のタイヤに装着して下さい。
  • タイヤチェーンを装着して積雪又は凍結していない道路を走行すると、タイヤ、タイヤチェーン及び車両を損傷したり、スリップするおそれがあるので避けて下さい。
  • タイヤチェーンを装着した場合は、次表の速度で走行して下さい。
    道  路 走行速度(km/h)
    金属製 非金属製
    積雪路および凍結 30以下 50以下

5.リム組み時の注意事項

  • 警告 エアコンプレッサーの調節弁は、タイヤ破裂の危険があるので、タイヤの使用空気圧に応じ、次表により正しく調整して下さい。
    • エアコンプレッサー調節弁の最高調整空気圧
    タイヤの使用空気圧区分
    〈kPa(kgf/cm2)〉
    調節弁の最高調整空気圧
    〈kPa(kgf/cm2)〉
    400(4.0) 500(5.0)
    400(4.0)超~600(6.0)まで 700(7.0)
  • 警告 破裂の危険を避けるため、タイヤを安全囲いの中に入れる等、必ず安全措置を講じた上、空気を充てんして下さい。
  • 警告 空気充てん時又は充てん後、タイヤサイドウォール部から異音が聞こえたら、ただちに作業を中止し避難して下さい。
  • 警告 自動車用タイヤの組み立て時のビードシーティング圧は、300kPa(3.0kgf/cm2)とし、これを超える圧は注入しないで下さい。ビードシーティングとは、タイヤ組み立て時に、タイヤの両側のビードがリムのビードシート部に周上均等にのった状態(ハンプ付リムは、ビードがハンプを越えた状態)をいいます。
    Tタイプ、折りたたみ式応急用タイヤ、ランフラットタイヤ、その他製造業者の指定がある場合は、それに従って下さい。
  • ビードシーティング圧以内の空気を注入し、タイヤの両側のビードがリムのシート部に周上均等にのっていることを確認した後、使用空気圧に充てん又は調整して下さい。(均等にのっていない場合は一旦空気を抜き、タイヤをリムから外して、タイヤ、リム等に異常が無い事を確認し、ビード及びリムに潤滑剤を再度塗布する)
  • 警告 空気を充てん後、バルブキャップを取付ける前に、バルブコアからの空気漏れ、リム部やバルブまわりからの空気漏れがないことを確認した後、必ずバルブキャップを装着し、しっかり締め付けて下さい。

6.車体への取付け時の注意事項

  • ホイールを外した時には、ホイールボルト、ナット、ホイールディスク等に折損、亀裂、変形等の損傷がないことを確認して下さい。
  • アルミホイールからスチールホイール又はスチールホイールからアルミホイールに交換する場合、ホイールボルト、ナット(JIS方式の場合のみ交換)を専用の物に交換して下さい。。
  • ホイールナットはトルクレンチを使用し、規定トルクで締め付けるようにして下さい。インパクトレンチで締め付ける場合は、締付時間、圧縮空気圧等に留意し、締め過ぎないよう十分注意を払い、トルクレンチでの確認等を併用して下さい。
  • ホイールを車体へ取付け、50~100km走行後、ホイールナットを規定トルクで増し締めして下さい。
  • ホイールを車体から外す時又は取付ける時は、車両のホイール取付け方式(ISO又はJIS)を確認した上で作業して下さい。

7.タイヤ等の保管

  • タイヤ、チューブは、直射日光、雨および水、油類、ストーブ類の熱源および電気火花の出る装置に近い場所などを避けて保管して下さい。また、ホイール付きで保管する場合は、ゴムやコードの緊張状態を和らげるため、空気圧は使用時の1/2程度にして保管することをお奨めします。

8.一般知識

  • 製造年週
    2000年以降の製造番号では、下4桁(例1216)の数字で製造年週を示しています。最初の数字12は週(12週目)を、最後の数字16は年(2016年)を示します。1999年以前の製造番号では、下3桁(例159)の数字で製造年週を示しています。最初の数字15は週(15週目)を、最後の数字9は年(1999年)を示します。

ランフラットタイヤ「Z・P・S」のお取扱いについて

ランフラットタイヤ「Z・P・S」はゼロプレッシャーの状態で、※所定の速度で※所定の距離を走行できます。ただし、これはゼロプレッシャーにおける走行性能を保証するものではありません。ゼロプレッシャー時は、空気圧が正常な場合に比べ性能が低下していますので、急発進や急旋回、急制動などは避け安全な運転を行うようにしてください。
ランフラットタイヤの装着は、ランフラットタイヤが標準装着されている車両のみ可能です。他の車両には装着できません。ランフラットタイヤが標準装着されていない車両にランフラットタイヤをつけて走行すると、サスペンションやホイールの故障の原因となる可能性があります。
ランフラットタイヤは空気が抜けた状態である程度距離を走れますが、構造上タイヤ内部を破壊しながら走行するため、パンク修理はできません。パンクした場合、外観が正常に見える場合でも新品に交換してください。
ランフラットタイヤはパンクしても気がつきにくいため、空気圧警報装置との併用が必須です。
ランフラットタイヤの装着については注意点があります。詳しくはお求めの販売店にご相談ください。

※ADVAN Sport Z・P・Sは最大80km/hの速度で最大80kmの距離