2021年12月4日
ショップブログ
店長の一番長い一日
それは11月最終日の出来事でした。
お昼前に、先週末に付けたばかりのスタッドレスが今朝、高速道路で落下物を踏んでパンクした というお客様からのお電話でした。
パンクの衝撃で車が小破したので、今ディーラーで修理見積りをとっていて、パンクしたタイヤは今はスペアに替えてあるとのこと。
こんな事もあろうかとオススメして加入してもらったパンク保証 の出番がさっそくやってきた!
店長K「では、お渡してるパンフレットに記載の通りに保証の申請を行ってください。こちらもタイヤの準備をしておきますね」
と案内をしてその場は電話を切りました。
そして、しばらく後に再び着信
お客様「あの、パンフレットに加入の証書控えの画像を送るって書いてあるんですが、頂いた封筒の中に 証書が入って無いんですが・・・」
・・・え!?(; ・`д・´)
これが全ての始まりでした....
言われた瞬間、脳裏をよぎった一つの書類
それは先日の閉店後に、積み重なった膨大な量の伝票の中から見つかった、たった1枚の渡し忘れの加入証書控え。
この春から100を超える加入を重ねてきたパンク保証で、初めて犯したたうっかりミス。
お詫び文を同封してレターパックで送ろうと準備してた加入書が1枚あった! まさかそれが・・・
おそるおそる送付前の封筒の中身をとりだすと・・・
嗚呼、今電話頂いているお客様の名前が・・・書いてある・・・:(;゙゚'ω゚'):
よりにもよって・・・こんな事って・・・
これはもう直接来ていただくしたかないということで、ご来店頂いて当店で一緒に申請を進める事に致しました。

出来うる限りスムースに事を進めなければいけないと繁忙した店の中で準備を進めていく中で、WEBで確認したお客様の登録証明を見ていて違和感が・・・
そして、もう一度加入書の原本を確認し・・・ 僕は自分の血の気が引いていくのがわかりました・・・
加盟店記入欄の記入情報が間違ってる・・・
今回パンクしたタイヤはハイエースの195/80R15
それなのに、WEBで登録されていたタイヤサイズが195/80R17となっていた。
「そんなサイズねぇYo!」と思って原本みたら、そこにも195/80R17って書いてあった・・・嗚呼・・・僕のミスだ・・・(;´Д`)

パンク保証の申請は度々不備などで戻ってきたりする。
それは記入漏れであったり、お客様の名前が達筆すぎて読めない(笑)とかなんだけど、タイヤサイズがありえないサイズなんてミスはパンク保証の社員さんには分かるはずがない。
先方はあくまでも 保証のプロであってタイヤのプロではないのだから・・・
当時は混乱して理解不能だったけど今ならわかる。
確か、あの時の僕は195/80R15 とだけ書こうとしたのだけど、考えてみれば195/80R15のIG91ってのは荷重指数の違いによって2種類ある。そしてこれは保証に関わる厳格な書類なのだから、サイズ表記も完全に書かなくてはいけないのではないか? となると、当然195/80R15 107Lとちゃんと商品が特定されるとこまでサイズを書かねばならぬのだろうと、小難しい事を考えながら書いてたら、107Lという思考に手がひっぱられて195/80R17 107Lなんて書いてしまったのだろう。そして、その時の僕の目と頭にはそれが195/80R15 107Lに見えてたんだろう(文章の誤字脱字が起きるメカニズムと同じ)

で、これは保証を受けられるかどうかに関わってくる書類である。
そんな書類の記述ミスを「間違っちゃった! てへ!」で認めてもらえるほど世の中が甘くない事くらいは37年も生きてきたいい大人なので十分解ってる。
だから猛烈に困ってしまった。
予感がある。
これ、絶対に審査がすんなりいかなくなるやつじゃん・・・と。




そして・・・すったもんだがありまして・・・
ご来店頂いたお客様は無事、保証を受ける事ができて、タイヤは新品に交換され、笑顔で帰ってゆかれました・・・
後に残ったのは、11月の最終日という1年で最もその日に処理しなければいけない仕事量が多い日に、この案件に店長の僕が2時間かかりっきりになってしまったことのあらゆる余波でした。

去年までなら、そもそも 絶対に起きようが無かったミスとトラブル。
それだって、100件以上もの分母の中で、たった一人だけ渡し忘れた確率1%の相手が、当店で2例目のパンク保証発生の相手だなんて。
しかもそれが11月の月末最終日だなんて。
なんで宝くじはちっとも当たらないのに、僕はこういう事ばかり引き当てるんだろうか・・・
僕の前前前世は悪逆非道なギャングかなんかだったんだろうか。ほら、禁酒法時代とかの。

日付が変わってもなお終わらぬ月末業務に、連日の残業続きで朦朧とする意識の中、もうパンク保証の伝道師は引退しようかとも思いまいた・・・
でも、やっぱりこんな風に買ってもらったばかりのタイヤをすぐ駄目にした時にまた買ってもらわなくちゃいけない時というのはもっと辛いので、これからもパンク保証の素晴らしさを伝えていこうと思ったのです。

ということで、こんな事があった直後のスタッドレスの販売でも、
いやこんな事があったからこそ、この穴の開いた新品同然のスタッドレスを見てもらって、その有効性を想像共感して頂き、また一名僕は新たなパンク保証加入者を誘ったのでした。
おしまい








