消費者課題

マーケティングとラベリング

KPI

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項目 2021年度実績 2022年度実績
製品のラベリングに関する規制や、
自主的規範に違反した事例の件数
(連結)0件 (連結)0件
マーケティング・コミュニケーションに関する規制や、自主的規範に違反した事例の件数 (連結)0件 (連結)0件

責任部門

製品及びサービスのラベリング:消費財製品企画部、TBR事業企画部、OHT事業企画部
マーケティング・コミュニケーション:広報室

考え方・目標

なぜ「マーケティングとラベリング」が重要取り組み項目なのか
理由と背景の解説

横浜ゴム製品の環境性能などをお客さまに分かり易く伝え、お客さまのニーズに沿った製品を選んでいただくため、ラベリングは重要です。
また、より多くの皆さまに当社グループの商品やサービス、企業活動をご理解いただくことは、企業の生命線にあたります。その広告・宣伝のあり方が誤っていた場合、正しく当社グループの価値をお伝えすることができず、かえって当社グループの企業価値を下げることにつながりかねません。そのためにも、横浜ゴムグループでは「マーケティングとラベリング」を重要な取り組み項目として選択し、PDCAマネジメントで改善を図っていくことにしました。

マーケティングとラベリングに関する方針および考え方

製品およびサービスのラベリングについて

横浜ゴム行動指針では「お客さまのニーズを適切に把握し、社会的に有用な、安全・高品質な製品・サービスを提供する」を掲げており、製品・サービスに関する適切な情報をお客さまに提供します。

適切なマーケティング・コミュニケーションについて

全てのステークホルダーに、ホームページやリリース配信などを通して、最新の情報を正しくタイムリーにお伝えすることを心掛けています。タイヤ公正取引協議会の会員としても、公正な競争を順守するべく、同協議会の活動に積極的に参画していきます。
お客さまからいただいたご要望やご意見、品質情報は、速やかに社内関係部門に展開しています。いただいたご指摘点については、関係部門と連携しつつ迅速に解決し、常にお客さまのご期待に応えられるよう活動を行っています。

顧客満足度の測定頻度、調査方法、顧客にフィードバックするメカニズム

販売会社からの情報を元に、技術サービス員が、お客さまからの聞き取り調査と現物調査を行っています。
また、お客さま相談室は、お客さまからのお問い合わせ(商品・サービスなどに対する評価や苦情の情報)に対して、日々、お客さまに電話やメールで直接対応しています。
集まった情報は社内展開し、また定期的(月1回と半年に1回)に、お客さまからの情報を集計・分析し、商品性能の向上と次期商品への反映を行っています。
お客さまからのご意見とフィードバックの流れ

目指す姿(達成像)/目標

全てのステークホルダーにホームページやリリース配信などを通して、最新の情報を正しくタイムリーにお伝えすることを心掛けています。
マーケティングに関しては、お客さまからの声を反映したWEBサイト、カタログ作成の改善を通して、当社の製品に関して、お客さまが欲しい正確な情報を容易に入手できる状態を目指します。
また、お客さまからのご意見、ご要望を適時適切に製品・サービスに反映する仕組みが、横浜ゴムグループ全体で整備されている姿を目指します。

目指す姿に向けた施策

製品およびサービスのラベリングについて

当社のホームページは、横浜ゴムおよび関連会社を含む横浜ゴムグル-プ全体の事業情報を提供するホームページと、国内外に向けて補修用タイヤ/ホース・配管/工業資材/航空部品/ゴルフ用品などの製品情報の提供を強く意識したホームページの2本立てとなっています。
製品情報
また、お客さまが望む製品・サービスであることを証明するため、公的ラベリングの取得、および社用の各種ラベリングの表示を進めています。
例)BluEarth-1 EF20のラベリングの例

マーケティング・コミュニケーションについて

商品についてのお問い合わせは、「お客さま相談窓口」で電話だけでなくホームページでも受け付けています。いただいたお問い合わせに対して、担当部門より日々直接対応するとともに、宣伝、広告の発信方法、発信媒体を適切なものに見直しを行います。
また、国内外のお客さまからのご意見に対するフィードバックの流れが適切に運用できているか、定期的にチェックを行うとともに、全社的にお客さまの声を蓄積できるデータベースの構築を行っていきます。

2022年度の活動レビュー

製品およびサービスに関する活動レビュー

タイヤを安全に正しくご使用いただくため、タイヤ空気充填作業の特別教育を行い、タイヤの基礎知識や日常の点検管理に関する講習会をタイヤの販売会社並びに代理店向けに開催いたしました。
毎年4月8日の「タイヤの日」に合わせてタイヤ安全啓発活動を全国で展開しています。本活動は車の利用や遠出のドライブが増える行楽シーズンにタイヤの定期点検やエコドライブに対する意識を高めることを目的に2009年から実施しています。

マーケティング・コミュニケーションに関する活動レビュー

国内外の当社グループで、タイヤ公正取引協議会の規約策定、実行、市場における実態調査までを、それぞれのレベルを担当する委員会に定常的に参加・協力し、規約にのっとった広告・宣伝活動を行いました。2022年にこの規約に違反した事例はありませんでした。

事例紹介

製品およびサービスに関する取り組み

建機用大型タイヤを製造している尾道工場は、キャタピラー社から連続して、Supplier Quality Excellence Process(SQEP)で最高のプラチナ認証を取得しています。
世界規模でお客さまの要求に応える製品・サービスの提供に加え、生産・流通サービスも高く評価され、信頼を得ているものと自負しています。

マーケティング・コミュニケーションに関する取り組み

国内外の当社グループで、タイヤ公正取引協議会の規約策定、実行、市場における実態調査までを、それぞれのレベルを担当する委員会に定常的に参加・協力し、規約にのっとった広告・宣伝活動を行いました。2022年にこの規約に違反した事例はありませんでした。

市場動向の収集

地域、国ごとに収集された情報は分析され、既存商品の改善、新商品の企画など、より良い商品づくりに活用されています。
事例として、建設/産業車両用タイヤの使用状況はお客さまによって大きく異なるため、それぞれのお客さまの使用環境を調べた上で、お客さまに合ったタイヤの選定、推奨を行っています。
建設/産業車両用タイヤのお客さま情報

今後の課題

製品およびサービスのラベリング

ホームページに、お客さまが必要とする製品やサービス、ラベリングの情報を提供し、適切なタイヤ選びをお手伝いできるようにさらなる改善・改良を目指していきます。また、お客さまから頂いたご要望を製品に反映し、情報開発を行うことで信頼を高めていきます。

マーケティング・コミュニケーション

当社グループでは、さまざまな製品を扱っているため、情報発信のターゲット層が幅広く、適切な人に適切な情報を十分にお伝えできているか、検証が難しいのが現状です。媒体を使用しての情報発信だけでなく、セミナーやイベント、販売店など、総合的なチャネルを含めた効果的な情報発信のあり方を検討する必要があると考えています。
また、情報を発信するだけでなく、お客さまの声をどのように集め、社内に蓄積していくか、データベースの構築と運用方法についてさらに改善を進めていきます。
現在、Webサイトトップ(https://www.y-yokohama.com/)では、最新のインフォメーションを掲載するとともに、SNS公式アカウントから情報の共有を図っています。
ツイッター
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ユーチューブ
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