【FIA世界ツーリングカー選手権 第9&10戦/ザルツブルグリンク (オーストリア)】
WTCC Austria
開催日 | 2014年5月24日-25日 |
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開催場所 | ザルツブルグリンク (オーストリア) |
コース距離 | 4,241m | 決勝予定周回数 | 12周×2レース |
2012年から3年連続で、WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)の舞台となっているザルツブルグリンクでこの週末に第9&10戦が開催される。
前戦のスロバキアでは、2005年から10シーズン目を迎えているWTCC史上、初めてとなる決勝レース中止という事態になったが、この“水入り”はシリーズを戦う各選手やチームに何らかの影響を与えるのだろうか。
“何が起こるかわからない”と記したザルツブルグリンクだが、特に2012年の第2レースはヨコハマタイヤのエンジニアにとって忘れらない一戦として記憶されている。
第9&10戦・オーストリアの模様は、テレビ大阪で5月30日(金)の25時25分~25時40分、BSジャパンで6月1日(日)の9時15分~9時30分に、それぞれダイジェストが放送されます。こちらもぜひ、お見逃し無く!!
【選手権 ドライバー部門・ポイントランキング (第8戦終了時点)】
順位 | クラス | No. | ドライバー | 車 両 | ポイント |
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1 | TC1 | 37 | ホセ・マリア・ロペス | シトロエン・C-エリーゼ WTCC | 138 |
2 | TC1 | 9 | セバスチャン・ローブ | シトロエン・C-エリーゼ WTCC | 113 |
3 | TC1 | 1 | イヴァン・ミューラー | シトロエン・C-エリーゼ WTCC | 109 |
4 | TC1 | 18 | ティアゴ・モンテイロ | ホンダ・シビック WTCC | 71 |
5 | TC1 | 2 | ガブリエレ・タルクィーニ | ホンダ・シビック WTCC | 52 |
6 | TC1 | 7 | ヒューゴ・ヴァレンテ | シボレーRML・クルーズ TC1 | 47 |
7 | TC1 | 10 | ジャンニ・モルビデリ | シボレーRML・クルーズ TC1 | 46 |
8 | TC1 | 3 | トム・チルトン | シボレーRML・クルーズ TC1 | 46 |
9 | TC1 | 5 | ノルベルト・ミケリス | ホンダ・シビック WTCC | 40 |
10 | TC1 | 4 | トム・コロネル | シボレーRML・クルーズ TC1 | 28 |
11 | TC1 | 25 | メルディ・ベナニ | ホンダ・シビック WTCC | 26 |
12 | TC1 | 98 | ドゥサン・ボルコビッチ | シボレーRML・クルーズ TC1 | 15 |
13 | TC1 | 12 | ロブ・ハフ | ラーダ・グランタ 1.6T | 12 |
14 | TC1 | 14 | ミハイル・コズロフスキー | ラーダ・グランタ 1.6T | 10 |
15 | TC2T | 6 | フランツ・エングストラー | BMW 320TC | 6 |
16 | TC2T | 27 | ジョン・フィリッピ | セアト・レオン WTCC | 4 |
17 | TC2T | 8 | パスカーレ・デ・サバチーノ | BMW 320TC | 2 |
18 | TC1 | 11 | ジェームス・トンプソン | ラーダ・グランタ 1.6T | 2 |
【YOKOHAMAドライバーズトロフィー・ポイントランキング (第8戦終了時点)】
順位 | クラス | No. | ドライバー | 車 両 | ポイント |
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1 | TC2T | 6 | フランツ・エングストラー | BMW 320TC | 75 |
2 | TC2T | 8 | パスカーレ・デ・サバチーノ | BMW 320TC | 55 |
3 | TC2T | 27 | ジョン・フィリッピ | セアト・レオン WTCC | 38 |
4 | TC2T | 27 | ペトル・フーリン | セアト・レオン WTCC | 10 |
5 | TCN | 99 | 谷口 行規 | ホンダ・シビック S2000 TC | 10 |
レッドブルリンク(旧・A1リンク)と並ぶ、オーストリアを代表する大規模なサーキットコースがザルツブルグリンク。モーツアルト生誕の地としても知られるザルツブルグ市の東、およそ15kmに位置している。 コースそのものは1968年に築かれ、これまでにどちらかというと2輪の国際レースなどが多く開催されてきた経緯がある。ゆえに4輪のレースファンよりも、モーターサイクルスポーツファンの方に広く知られた存在と言えるだろう。 コースマップを見ると、独特の“ひょろ長い”レイアウトが特徴的。2本のストレートをヘアピンでつないだようなコースであるが、この両端部にあるターン1と最終ターンが曲者で、ともに大きなバンクがつけられている。タイヤに対しては縦の荷重が強くかかることから、如何にスムーズに過度な負担をかけずにコーナーリングしていくかも重要なポイントだ。 全長は4,241m、レコードタイムは昨年の予選でイヴァン・ミューラー選手(シボレー)がマークした1分25秒756(平均車速 178.03kph)。決勝ファステストラップもミューラー選手の1分26秒875(平均車速 175.74kph)となる。