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前提となる為替はUSドルが114円で前期に比べ3円の円高、ユーロが162円で同12円の円安となります。この影響により、売上高でプラス37億円、売上総利益でプラス35億円、販管費及び一般管理費がマイナス10億円で、営業利益段階ではプラス25億円となりました。しかし、3月末に急激に円高が進んだため営業外収支で55億円のマイナスとなり、経常利益段階では30億円のマイナスでした。 経常利益の増減要因です。原料価格アップは65億円の減益要因となりました。 税制改正に伴う償却制度の変更は、30億円の減益要因です。販管費・営業外は為替を除いて、120億円悪化しました。内訳は販管費が105億円、営業外が15億円です。販管費は輸送費などの変動費の増加が主因です。営業外については支払利息の増加、非有効在庫の処分などがありました。 これらのマイナス要因に対し、販売の価格・数量・構成は266億円のプラスです。内訳は、値上げが130億円で、差額の136億円が増販によるものです。それに各種改善によるコストダウン29億円が加わり、経常利益は前期比51億円増の252億円となりました。 |
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