2023年2月26日
ショップブログ
作業事例「ヴェルファイア アライメント調整」

トヨタ ヴェルファイアのアライメント調整を行いました。
こちらのお客様はフロントタイヤの早期摩耗との事でアライメント調整をご要望頂いておりました。
本来の予定では2/4の作業予定だったのですが、僕が突然病欠してしまって急遽1週間先に予定変更をお願いする事になり、お客様にはご迷惑をおかけしてしまいました。
当店のアライメント作業は、調整そのものよりも事前のヒアリングを最重要視しており、よくある車高変更によるロールステアの補正であればともかく、今回のような「どのような調整をするかハッキリしていない」ケースでは店長不在時はお受けしないようにしております。
今回も、やはりヒアリングが非常に重要でした。
お客様の走行環境や、タイヤの摩耗状態の確認。(既に別のお店でタイヤを新品交換しており、摩耗したタイヤはスマホで撮影したものを見せて頂きました)
ざっくりとした走行距離から、導き出されたのは
おそらく、アライメントは”正常”ではあるということ。
少なくとも、異常なアライメントではないだろうことが事前に予想できました。
ですが、お客様は現状を「早期摩耗」「異常摩耗」と感じていらっしゃいますので、そこに対してどのようなアンサーを出すか?
これがアライメントのヒアリングで非常に重要な事になります。
そして、どのようなアライメントになるかを事前にお伝えし、お車をお預かりしました。

結果的に、やはり予想通りというか予想以上にア綺麗にバランスが取られてたアライメントの数字が観測されてしまいました。
ヒアリングの中で「車高調を装着した時にアライメントをとっている」という情報も得ていましたので、その前回のお店もちゃんとした仕事をしていのだとわかりましたので、その事も後程お客様にはお伝えしました。
(お客様の中では、タイヤが早期摩耗した事でその前回のお店への不信感もあったと思いますが、その誤解を解くのも同じ業界で頑張る仲間としても義務だと思ってます)
ただ、これは医者の世界でもある「後医は名医」という言葉があるように、一般的には「それが正解」であっても、今回のお客様には「それが合わなかった」というだけなのです。そして、それは「タイヤの摩耗と、それに対してユーザー様の捉え方」という結果が起きてから分かった事です。
タイヤガーデン松阪ブログ「後医は名医」
https://www.y-yokohama.com/tire-garden-service/shop/501/blog/20783/detail
この領域になってくると、今回のアライメント調整は文字通り"調整”であり、「悪い所を直す」という感覚では無く「お客様の求めに対して特性を変える」という行為となります。
アライメント調整後のお客様への説明では、今回の調整のメリットとデメリットの両方の説明をさせて頂きました。
メリットは
・これまでよりもフロントタイヤの摩耗は抑えられる事が見込める事
デメリットは
・これまでよりも外乱に対してのスタビリティ(直進安定性)が弱くなる可能性がある事
この二つをお伝えして、アライメント作業を完了致しました。
ご用命ありがとうございました。
■アライメント作業料金(一般国産車)
・前輪トー調整(国産車) ¥5,500
・リアタイヤ脱着 ¥2,200

余談
ちなみに、今回のヴェルファイアは3代目であり、リアサスペンションが2代目までのトーションビームから、豪華なダブルウィッシュボーンに変更されています。
ですので、30系ヴェルファイアはリアのトーも調整できるのですが、今回の趣旨を考えればリアの調整は不要でした。
そのため、調整はフロントトーのみとし、調整料金もフロントトー調整のみ頂いているのですが、ちょっとイレギュラーもありました。
それがこの専用設計のスペーサーで、良い仕組みをしてるなぁと感心したのですが、この仕組みだと当店のアライメント測定器具の取付が不可能であったため、測定・調整の際に脱着作業が必要となりましたので、その分の工賃は別途頂きました。











