蘇州優科豪馬輪胎有限会社(CSZY)(中国)

事業内容

乗用車用タイヤの製造・販売

敷地面積

201,500m2

従業員数

840名(2024年12月末)

所在地

中国江蘇省蘇州市高新区華橋路158号

相談・苦情などの受付窓口

TEL:0512-6818-1008 FAX:0512-6818-1007
メールアドレス:zhanghongshun@cszy.yokohamatire.com

社長ご挨拶

森木 徹(もりき とおる)

この蘇州の地は、米、お茶、そして日本では上海ガニと呼ばれる淡水ガニの名産地でもあり、魚も豊富にある非常に実り豊かな地域です。よって、日本からも観光ツアーが組まれ、多くの方が訪れています。
このような地で、2008年トラック・バス用タイヤの工場として操業を開始し、2014年から乗用車用タイヤ生産を加えてきました。2017年TB工場のトラック・バス用タイヤの生産を終え、その後は乗用車用タイヤ工場にリニューアルし、生産能力は日当たり2万本まで増強しました。
2024年までの累計生産本数は3,200万本に達しました。
中国での乗用車用タイヤ生産拠点として存在感を高めつつあります。
この豊かな地で地域に貢献できる活動を行い、地域に根付く活動をして地域と共存した会社になることを目指しています。
一方、豊かな地であるが故、環境に対する感度は高く、その規制も日本に比べてはるかに高く臭気・VOC等への環境対策はハイレベルな要求があります。地域の経済発展のために操業度を高める一方で環境規制にもしっかり対応しなければならないと考えています。
また稚魚の放流活動や、「千年の杜」活動と称した植樹活動の継続や、地域の生物多様性活動も進めています。
従業員に対しては安全衛生活動を通じて「自分の安全が家族の幸せ」を実感できるようにしていき、「従業員と地域社会にとって魅力ある企業になる」を達成するために皆様から愛され、信頼される企業となるよう従業員一同努力しています。

組織統治

行動規範

行動指針を設定し、会社の方針と一緒にカード作成し、全従業員に配布しています。

行動指針
  1. 守れるルールをつくり、守らせる
  2. 高い目標をもち、チャレンジを続ける
  3. スピード感をもち、チームで解決する

―コンプライアンス・チャレンジ・スピード・チーム―

職場コミュニケーション

会社の中で経営会議、原価会議、安全会議、環境会議、品質会議、人事委員会、部長会、課長会、総経理全員朝礼、現場朝会、CSR教育などの重要な会議体を定期的に実施し、会社の意思決定を行っています。

人権

CSR教育

年1回に全従業員に向けたコンプライアンス及び職業道徳教育を実施し、全従業員のコンプライアンス順守意識を向上させることを図りました。
四半期ごとに法律、法令関連教育用のレポート(資料)を作成し、法律知識普及を実施しました。
月に1回課長以上の管理職に向けたCSR教育を実施しました。
また、本年度に現地の検察院の検察官を招き、係長以上を対象に職務横領防止及び商業賄賂犯罪防止の教育を実施しました。

苦情解決

2024年も引き続き、環境設備の改善を進めていきます。 2024年1月には、第1工場の加硫・圧延処理設備の改良工事が全て完了しました。 2024年5月には、第2工場の加硫・圧延排気処理設備の整備が完了しました。 2024年7月26日、第1工場のRTO更新が開始し、2024年11月11日に完了して正式に稼働しました。VOCsは安定し、平均1.06mg /m3になりました(国家標準10㎎/m3以下)。 2024年12月11日、第2工場のRTO更新も開始し、2025年5月7日に稼働開始しました。
工場排気を集中処理し、気中VOCs量を国家標準以下に抑えています。
環境処理施設を改善したことで、周辺環境への影響を減少させています。
また排気設備を整備することで、工場内の熱の拡散も抑制でき、従業員の職場環境を改善しています。

労働慣行

安全・健康な職場環境づくり

標語:我的安全,家人的幸福。(私の安全は家族の幸せ。)
ISO45001の2024年外部監査を通りました。
2024年は原反装置の安全対策を改善続けに進め、重大災害につながるリスクを低減させました。
また職業病(聴力低下)の原因となる設備の騒音改善も実施し続けました。

下記の強化活動を行いました。

  1. 作業標準書については2024年度に新規作成は16部、見直しは235部を実施。
    異常処理手順書の新規作成は11部、見直しは21部を実施。
  2. 公開作業観察は11回実施しました。内部作業訓練は192回実施しました。
  3. 社内労働災害及び他工場労働災害の展開は205件、対策については1269件を展開実施。
  4. 労働災害につながるリスク点検ではⅢ級71件を洗い出し、これらを改善しました(Ⅴ級1件、Ⅲ級52件が改善完了)。
  5. 外注工事業者の管理も強化しており、業者への教育を3回実施(計43人)し、社内の工事安全監督員資格証を授与しました。

上記以外にも、KYTやヒヤリハット提出、1対1教育、定期リスクアセスメント、作業観察・訓練、作業標準書見直しなども実施し、さらなる安全管理レベルの向上を図っています。

労働における安全衛生

国の規定に従い、入社・在籍・離職時に職業病健康診断を受けており、職場環境の測定、熱中症訓練なども行っています。
2024年度の職業病の発生はありません。

労使関係

会社と工会(労働組合)の定期的会合で意見交換を実施しています。2024年度蘇州市労使関係優良企業として受賞。

人材育成・訓練

  1. 新人に対して、工場/部門/工程レベルの三レベル安全教育を実施し、1人作業の認定を実施しています。
  2. 主要課室におけるKY実施レベルを向上しました。
  3. 安全教育では、各部門の産業保健スタッフを対象に職業病の危険性を教育しました。
  4. 班長~部長級安全教育を実施しました。(4回)
  5. 特別防火教育訓練を実施しました。(全員対象。外部業者安全担当者及び常駐業者人員も実施。)

災害時の対応

緊急連絡体制及び安全事故応急処置方案を持っています。
災害時には緊急連絡体制によって総経理に報告します。
すぐに応急処置方案を起動し、災害に対応します。
各課で応急救援訓練を実施しています。内容は、高所落下、巻き込まれ、牽引車衝突、薬品漏れなどで、合計65回実施しました。
2024年は火災に対する避難訓練を4回、消火訓練を4回実施しました。
守衛、食堂、清掃等常駐協力会社人員の消火訓練を実施しました。

常駐協力会社人員消火訓練

常駐協力会社人員消火訓練

ボランティア消防士消火訓練

ボランティア消防士消火訓練

避難訓練(PC2昼間)

避難訓練(PC1昼間)

消防月活動(手描きの画報)

実物体感訓練指導訓練

実物体感訓練指導訓練

公開作業観察

部門内作業観察

新設備の安全立会い

総経理安全パトロール

管理職の多様性

管理職については内部昇格だけではなく、外部からも募集しています。
現在管理職17名のうち、女性の部長は1名、課長は2名在籍しています。

障がい者雇用と従業員の多様性推進

障がい者の雇用は全従業員の1.5%以上と法律で制定されています。現在1名在籍しています。従業員の募集・処遇等、性別の区別はありません。総数840名(2024年12月末)のうち女性は90名です。

環境

環境マネジメント

環境方針を設定し、環境保護関連の法律・法規を順守して、資源を節約し汚染を予防しています。地域社会から信頼される工場になるために、ISO14001:2015環境マネジメントシステムを運用し、地域負荷を配慮し、環境設備の改善を進めています。

環境データ

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
廃棄物処理量(t) 651 1,504 1,487 1,498 1,818
埋立率(%) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
埋立量(t) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
エネルギー使用量
(原油換算:kl)
電力 10,973 14,217 14,201 13,486 13,200
燃料 5,820 7,593 7,864 7,918 7,260
合計 15,543 21,810 22,065 21,404 20,460
温室効果ガス排出量(千t-CO2 39.3 38.6 51.1 44.7 49.5
水使用量(千m3 175 232.1 232.5 227.5 212.0

化学物質の管理状況についての報告(PRTR法への対応)

中国の法律に基づいて作成した工場の化学物質管理規則に従い、管理をしています。
オイル類、化学品管理要領CSZY-EPD-017R03を作成しております。

騒音、排気について

地域行政の規定に従い2回/年の環境測定を実施しています。これまでの測定ではすべての項目について環境規制値の範囲内となっています。排気について、国家の「汚染防治青空防衛戦」の要求に従い、規制が厳しくなっています。弊社は蘇州市政府と連携して、活動を行いました。騒音は4回/年の測定を実施しています。すべて基準を達成しています。

環境活動

2024年に、太湖に魚を放流する活動と、炭素為替公益林の植樹活動に参加しました。社内では生物多様性活動(2回)、千年の杜種まき活動(1回)、分鉢活動(1回)、ゴミ拾い(1回)を実施しました。

3月30日に環境保護協会が取り組んだ太湖に魚を放流する活動に参加し、社員及び家族8人が参加しました。

3月10日に環境保護協会が取り組んだ炭素為替公益林の植樹活動に参加し、社員及び家族14人が参加し、苗木100本を寄付しました。

3月15日に新入社員による千年の杜種まき、苗木分鉢活動を実施し、15人が参加しました。

2024年6月16日、環境保護局と太湖湿地は、3組の家族が参加し、太湖湿地の生物多様性に関する調査活動を行いました。

2024年6月28日、当社で第16回生物多様性調査を実施し、新たに12名が参加しました。

2024年10月31日、第1工場と第2工場を中心にゴミ拾い活動を実施し、課長以上の20名が参加し、合計139kgのゴミ拾いとスクラップ処理を実施しました。

2024年11月29日、第17回生物多様性調査を社内で実施し、新たに15名が参加しました。

公正な事業慣行

汚職防止

担当者を指定し、定期的な業務監査を実施することにより、各業務は規定通りまた適切に遂行されているかを確認します。
会社内部、外部の通報窓口を活用し、従業員、サプライヤの匿名通報を受け付け可能の仕組みを作りました。
コンプライアンス教育、内部宣伝を実施することで継続的に法律順守、清廉な雰囲気づくりに取り組んでいます。

責任ある政治的関与

各会議では、関連部門が法律、規則、規定の改正があれば報告します。
総経理弁公室は、契約書や法的知識を必要とする事項をその専門的目線で検討した上で、弁護士に相談します。
定期的に会社経営に関連する法律を収集し、関連部署に送付することで法律に違反しないように働きかけています。

公正な競争

競争法遵守規程及び社内の規定を厳守し、取引を希望する国内外のサプライヤーに対して、オープンで公正・公平な取引環境を提供しています。

影響範囲における社会的責任の推進

サプライヤーに対し、グリーン購入や調査を実施するよう求めています。

財産権の尊重

会社で使用しているソフトウェアは全て正規品です。

消費者課題

製品品質・製品安全の確保

「世界のお客さまが安心して購入し満足していただける品質の商品を継続的に提供する」品質方針に基づいて、IATF16949の標準とお客さまの要求に従って、品質管理システムの有効的な運営を進めています。

  1. 外部審査20回行われ、全て合格し、お客様要求を満たしております。
    ・OE審査:主に中国国内のカーメーカー。
    ・REP審査:TUHUが委託して、TUV監督審査が合格しました。
    ・認証審査:CCC認証に加えて、タイで初めて認証審査を受けました。
  2. PFMEAの改善活動は継続的に進行し、2024年は32件完了しました。
  3. 再発防止・再発防止のための改善活動が計画通り終了しました。

アフターサービス・CS向上

国内市場でのタイヤの外観品質の要件を満たすために、中国グループにおいて、CSZYとCHZYは統一した厳格なタイヤ外観基準を作成し、検査習熟度向上、SOPコンプライアンス、および顧客の要件を満たすために見逃し率の低減を改善しています。
工場の継続的な発展に伴い、設備のハードウェア、ソフトウェア、操作方法、プロセスなどは日々変化し、過去の品質事故の対策内容も変化してきました。品質事故の再発防止のため、従来のPYB対策の有効性と従来の顧客クレーム・工程異常の有効性を総合的に検証し、対策の継続的かつ効果的な運用を確保しています。

教育と意識向上

全員の品質意識向上のために、各工程にて1回/直で品質予知訓練(QYT),SOP等のルールを正しく理解させ守らせる活動,お客様目線での工程改善,総経理による品質現場フォローなどを行いました。
5月に職長/班長品質意識向上教育、11月には社員全員に品質不正防止教育を行い、さらに品質月間活動として、【①品质技能コンテスト②QYTコンテスト、③総経理品質パトロール④品質日活動⑤現場品質監督と教育】を実施しました。

コミュニティへの参画及びコミュニティの発展

地域環境活動への参加

2024年3月10日環境保護協会が主催する炭素為替公益林植樹活動に参加しました。
2024年3月30日に環境保護協会が主催する太湖に魚を放流する活動に参加しました。
2024年6月2日、新区環境保護局と環境保護協会・YOKOHAMAが共同で開催した環境保護活動に15組の家族が参加しました。

2024年6月5日に新地区の環境保護局と環境保護協会が主催するハイテクゾーンの最初の電子廃棄物リサイクル活動に参加しました。

工場見学のご案内

工場見学については、「来客受付規則」に従って、人事総務部で随時受付けています。