杭州優科豪馬輪胎有限公司(CHZY)(中国)
乗用車タイヤ製造・販売
敷地面積133,000m2
従業員数960名(2024年12月)
所在地中国浙江省杭州市杭州経済技術開発区白楊街道3号大街55号
相談・苦情などの受付窓口TEL:0571-8672-5885 FAX:0571-8672-5753
社長ご挨拶
高橋 直樹(たかはし なおき)
2024年は中国の電気自動車市場は目覚ましい勢いで発展しているものの、我々の事業は厳しい競争環境の中、日系カーメーカーの販売不振も影響し非常に苦しい1年でした。OEオーダー減少による生産量の減少、原材料価格の悪化があったものの、様々な改善活動による挽回を通して、工場原価低減を進めることが出来ました。
安全面については安全管理活動を強化し、0災害の達成に取り組んでいましたが、非常に残念ながら3件の災害、1件の小火を発生させてしまい反省の多い年でもありました。
一方で杭州新工場の建設が始まり、既存工場を運営しながら、新工場立上げに向かって全員が一丸となって取り組んでいます。
杭州ヨコハマは、杭州市での「企業安全文化モデル企業」として、また浙江省での「生態文明教育基地」と位置づけられており、経済発展と環境貢献の両立を目指し、今後も様々な取組みを実施してまいります。
組織統治
コンプライアンス教育
2024年度も引き続き内部統制の基本体制を推進し、不正事項は発生していません。係長以上の職制を対象にCSR教育も毎月1回実施しています。
人権
人権教育
従業員の募集は人種、宗教、国籍、性別、外見、年齢などについて区別せず、社則に基づいて選考・面接を行い、自社の採用条件に合う優秀な人材を採用しています。
なお、現地法律に基づいて未成年者を採用しません。
労働慣行
法律法規厳守。労働安全衛生マネジメントシステムを活用し、働く全ての人の安全と健康を確保した上で、安全・安心な職場づくりをし、全従業員の協力の下、危険ゼロで信頼される会社とする。
- 法律・法令を遵守し、社内規定・安全基準を厳守。
- リスクアセスメントを継続的に実施し、設備安全の本質改善で身を守る。
- 職場環境をコツコツと改善し、職業衛生管理レベルを向上させる。
- 標準化訓練で決め事を検証し、身に付ける。
- 多彩な体感訓練と教育で本物の安全マンづくり。
- 応急能力訓練と防火点検をしっかり仕掛けて、防災管理能力を強化する。
- 安全活動の実施・普及で杭州ヨコハマタイヤの企業文化を構築する。
安全衛生目標
- 休業/不休災害ゼロ、失火ゼロ、職業病ゼロ、交通事故ゼロ
- ISO45001体系と標準化(国家二級)体系持続活用
従業員の教育・訓練
全従業員を対象とした総経理朝礼では、当年度の総経理方針だけでなく、安全への注意喚起を行いました。更に、毎朝課長以上の管理職が従業員出入り口に立ち、電動バイクで出勤する従業員の安全運転状態を確認しました。ヘルメットの着用は勿論、ヘルメット紐の締状態、走行速度まで確認し、もしその場で危険行為を発見したら、すぐ注意することで従業員の安全意識・交通意識を強化しました。
また、当社は安全体感訓練室を設置しており、新入社員の研修や全従業員、外部協力会社に対しても年1回の安全研修を行っています。近隣の学校や企業からも、当社の体感訓練室を視察、見学に来られることもあり、3月には「銭塘区中小学生安全教育体験基地」に評価され、4月にも「浙江省安全文化建設示範企業」という名誉を再び頂いています。
安全は会社を運営する為の基本なので、4本柱の安全活動を深化しながら、様々な安全活動を行いました。安全活動のマンネリ化を防止する為、安全活動展開方式の見直し、工程間の相互確認等の手段で活動の効果維持を目指します。
災害時の対応
毎月、安全担当部署・各部署消防担当者が定期点検を行い、安全会議で消防システムの稼働状況・消防設備の点検結果を報告しています。
停電時でも稼動可能なエンジンポンプを製品倉庫に装備し毎月稼動点検を実施しています。災害発生時の対応として、年間で演習訓練計画を策定して実施しています。
避難訓練は毎年1回実施しています。重点管理場所(微型消防システム室、製品倉庫等)については毎月防災演習活動を実施しています。
また各職場では作業観察や労働災害発生時の演習訓練を行っています。
男女平等の推進
中国は男女平等の国であり、給与待遇、昇格も性別にかかわらず、実力のある者は昇格できます。当社管理職においては女性部長4名(5割)、課長は5名(2割)が活躍しています。
障がい者雇用
国の提唱に応じて積極的に障がい者を採用しており、現時点16名が在籍しています。2017年には杭州市障がい者雇用モデル企業として表彰されています。
環境
環境経営の推進
広く地域・社会から信頼されるトップレベルの環境貢献企業を目指す。
更に、杭州自然環境文明都市・浙江省生態文明教育に貢献する。
- 法律法規やルールを遵守し、環境改善活動を持続する。
- ISO14001マネジメントシステムを活用し、事前に環境リスク防止を図る。
- 会社で働く全ての人がこの方針を理解し、行動できるための教育と啓蒙活動を強化する。
- 産業廃棄物の徹底削減及びゴミ分類活動の深化による0排出を維持する。
- 国家の政策および横浜グループの方針に基づき、カーボンニュートラルの実現に向け、省エネを含めた様々な活動を積極的に取り組む事でCO2排出量の削減を図り地球温暖化防止に貢献する。
- 千年の杜を始めとする生物多様性活動を進め、地域の自然環境をとりもどすための活動を継続する。
- 産業廃棄物 2023年比 原単位 △3%減
- エネルギー 2023年比 原単位 △2%減
- ゼロエミッションを維持する
環境データ
画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます
| 項 目 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 廃棄物処理量(t) | 1,148 | 1,138 | 1,095 | 1,043 | 1,045 | |
| 埋立率(%) | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
| 埋立量(t) | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
| エネルギー使用量 (原油換算:kl) |
電力 | 12,739 | 13,814 | 13,067 | 12,435 | 8,769 |
| 燃料 | 9,130 | 9,346 | 8,879 | 8,791 | 5,508 | |
| 合計 | 21,868 | 23,160 | 21,946 | 21,226 | 15,779 | |
| 温室効果ガス排出量(千t-CO2) | 69.2 | 71.4 | 64.7 | 57.7 | 33.9 | |
| 水使用量(千m3) | 81.4 | 77.7 | 77.6 | 75.9 | 66.2 | |
- 年度:1月~12月
- 温室効果ガス排出量の算定は、日本国の環境省・経済産業省発行の温室効果ガス排出量算定・報告マニュアルを使用しました。2015年度以降は、海外拠点の算定では、GHGプロトコルを使用しました。
化学物質の管理状況についての報告(PRTR法への対応)
年々意識が高まる環境対応について当社として様々な対応をしています。当社所在地の杭州開発区では環境への検査が段々厳しくなり、昨年一年間で合計18回の検査を受けましたが、結果として不合格項目はありませんでした。
騒音、振動、臭気について
騒音、振動について、定期検査を行い防音壁の設置をしています。四半期毎に第三者測定会社に依頼し、当社の廃水、廃気、騒音について測定しています。
また、混合工程の臭気対策を進めるなど改善を図っています。
公正な事業慣行
コンプライアンス遵守の徹底
社会の変化にすばやく反応し、広く地域社会から信頼され、ここで働く全ての人が誇りに思う企業を目指す
- コンプライアンスを守り、社内外のルールに従って業務遂行する。
- すべての人の人権および労働者としての基本的権利を尊重する。
- 不正を未然防止するための体制作りを推進し、安心して働ける環境を作る。
- 法律・法規を遵守し、地域と共生し発展を続ける。
- 公平・公正を旨とし、従業員一人ひとりがそれを理解することを狙い、教育・人材育成を続ける。
- YRCのCSR方針に則り、不法行為に対して厳正に対処することを決意する。
- 企業の存立基盤である地域社会と連携して、ともに発展することを目指す。環境貢献活動に積極的に取り組む。
- コンプライアンス違反案件「0」
- 企業名誉損害事件「0」
公正な取引、不正防止のため
当社の取り組みとして調達関係要領の整備、購買手順・ルールを細く規定し流れを透明化しています。また、新規サプライヤーの事前調査、定期的にサプラヤー評価を実施しています。購買契約については法務担当のチェックを義務付けています。
顧問弁護士等の専門家からの講義も実施しています。
原材料関係については統括会社の購買が主として対応しています。
消費者課題
消費者とのコミュニケーション
CHZYは製造会社であるため、消費者への直接的な対応は行っておらず、販売会社が行っています。
苦情などへの対応
OEMおよび販売会社からの商品クレームに対しては、品保部が対応しています。
コミュニティへの参画及びコミュニティの発展
地域社会とのかかわり
代表的なイベント
3月10日に緑促進会が主催した「皆で緑銭塘を作りましょう」植樹活動に参加しました。様々な会社と交流する事により、視野が広がり、環境改善のネタ収集も出来ています。また、植樹活動を通して、環境保護意識が向上し、自然を大切にする思想の深化も出来ました。これからも地域社会と交流し、より一層の環境レベル向上に取り組みます。
2024年の夏、イオンモールが杭州市銭塘区大江東に開店しました、子供が遊べるタイヤガーデンを作りたいという要望があったので、廃棄する予定のタイヤを贈呈しました。子供が安全に遊べる場所作りに貢献出来、弊社のブランドをさりげなく宣伝することが出来ました。
緑色発展促進会活動
毎年の5月22日は国際生物多様性日です。弊社として、杭州市生態環境局銭塘分局、区緑促進会と連携し、東沙湖公園でいままでと違う生物多様性保護に関する宣伝活動を行いました。20人余りの環境保護部門の人員と他企業の環境保護ボランティア及び環境保護専門家が参加しました。こうした活動を通じて、生物多様性の大切さをよく周辺住民に宣伝する事が出来ました。社会から信頼される本物の環境貢献企業を目指しながら、より豊富な活動を企画し続けます。
会社内部ゴミ拾い活動
6月は環境月間で、6月5日は世界環境日です。環境保全の重要性を再確認し、環境への意識を高める活動を図る日として、6月5日当日に会社一周ゴミ拾い活動を実施しました。
日本人学校小学生達の見学
校外学習の一環として、蘇州日本人学校の中学生が弊社へ見学に来られました。よりよい製品をたくさん生産するための工夫や努力について学べる機会を提供しています。
政府会議の参加
政府の指示や新規政策をタイムリーに把握するために、環境局や政府が主催した会議に積極的に参加しました。
安全面:
- 1月 銭塘区重点単位年度安全生産会議
- 4月 応急管理部粉塵重大事故リスク判定基準の説明会議
- 10月 杭州市工業領域重点企業密閉空間の管理について
環境面:
- 3月 化学物質を含む原材料の全国化学品情報管理システムへの申告について
- 9月 秋冬場天気においてのCO2排出削減策について

