杭州優科豪馬輪胎有限公司(CHZY)(中国)

事業内容

乗用車タイヤ製造・販売

敷地面積

133,000m2

従業員数

737名(2025年12月)

所在地

中国浙江省杭州市杭州経済技術開発区白楊街道3号大街55号

相談・苦情などの受付窓口

TEL:0571-8672-5885 FAX:0571-8672-5753

社長ご挨拶

高橋 直樹(たかはし なおき)

2025年の事業環境は、依然として厳しい状況にありました。原材料価格の高騰、中国国内におけるタイヤ価格競争の激化といった環境の中、当社は様々な改善活動を推進しました。業務プロセスの見直し、作業改善等を迅速に進め、製造原価の削減を実現しました。
また、この1年間は、既存工場の安定運営の維持と同時に、新工場建設プロジェクトを推進した重要な年となりました。既存工場では高水準の生産能力を維持しつつ、新工場建設との両立運営に取り組んでまいりました。工場建設に関わった全ての皆様のお力添えにより、同プロジェクトは当初の計画より1ヶ月前倒し、わずか11ヶ月という速いスピードで開所式を迎えることができました。

安全面においては、安全管理活動の強化を図り、ゼロ災害の達成を目指して努力を重ねましたが、残念ながら1件の微傷災害が発生してしまいました。2026年においては、従業員の安全意識向上を基本に安全活動を継続的にかつ深化させ、ゼロ災害に向けて全力を尽くしてまいります。
杭州ヨコハマは、杭州市「企業安全文化モデル企業」及び浙江省「生態文明教育基地」に認定されています。今後も経済発展と環境貢献の両立を目標に掲げ、持続可能な発展のため、各種取り組みを積極的にスピーディに実施してまいります。

組織統治

コンプライアンス教育

2025年度も引き続き例年の内部統制の基本体制を推進し、不正事項は発生していません。係長以上の職制を対象にCSR教育を毎月1回実施しています。

人権

人権教育

従業員の募集は人種、宗教、国籍、性別、外見、年齢などについて区別せず、社則に基づいて選考・面接を行い、自社の採用条件に合う優秀な人材を採用しています。
なお、現地法律に基づいて未成年者を採用しません。

労働慣行

2025年安全基本方針

法律法規厳守。労働安全衛生マネジメントシステムを活用し、働く全ての人の安全と健康を確保した上で、安全・安心な職場づくりし、全従業員の協力の下に危険ゼロで信頼される会社とする。

安全衛生方針
  1. 法律・法令を遵守し、社内規定・安全基準を厳守。
  2. リスクアセスメントを継続的に実施し、設備安全の本質改善で身を守る。
  3. 職場環境をコツコツと改善し、職業衛生管理レベルを向上させる。
  4. 標準化訓練で決め事を検証し、身に付ける。
  5. 多彩な体感訓練と教育で本物の安全パーソンづくり。
  6. 応急能力訓練と防火点検をしっかり仕掛けて、防災管理能力を強化する。
  7. 安全活動及びその効果を継続に深化し、企業安全文化の持続構築と完備に注力する。

安全衛生目標

  1. 休業/不休災害ゼロ、失火ゼロ、職業病ゼロ、交通事故ゼロ
  2. ISO45001体系と標準化(国家二級)体系を持続活用

従業員の教育・訓練

安全は当社の経営の基本であり、あらゆる業務を展開する上での大前提です。当社は常にゼロ災害を目標に掲げて取り組んできましたが、2025年は非常に残念ながら1件の災害が発生してしまいました。当社はこの事態を深く反省し、真因を徹底的に究明するとともに、再発防止のための具体的な対策を策定・実施し、今後も継続的に改善策の有効性を確認し、定着させていきます。
杭州工場では、電動バイクを利用して出勤・退勤する従業員が多いことを踏まえ、従業員の交通安全意識の維持・向上を図っています。2024年からの取り組みを継続・強化し、電動バイク通勤時の安全運転をテーマとした安全教育を推進すると同時に、課長級以上の幹部が工場出入口に配置し、電動バイクで通勤する従業員の安全運転状況を直接確認する体制を整えました。
また、新工場建設の進捗に伴い、多くの従業員や外部業者が新工場で作業を行うようになりました。特に高所作業や火気使用を伴う工事が増加したことから、作業の安全性を確保するため、日常的な安全教育はもちろん、既存工場で培った安全管理ノウハウを新工場の安全管理に積極的に活用しています。安全課と工事管理部門が緊密に連携し、新工場建設全過程を通じて安全確保に取り組んでいます。
6月の安全月間及び11月の消防月間においては、各種イベントや普及活動を企画・実施し、従業員の積極的な参加を促すことで、安全意識の向上につなげました。YRCから提供される教育資料を有効活用し、日常的な安全管理業務に反映させています。また、食堂に設置されたテレビを活用し、従業員の食事時間に安全教育資料を流すことで、安全の重要性を従業員一人ひとりの心に深く刻み込ませるよう努めています。

災害時の対応

毎月、安全担当部署・各部署消防担当者が定期点検を行い、安全会議で消防システムの稼働状況・消防設備の点検結果を報告しています。
停電時でも稼動可能なエンジンポンプを製品倉庫に装備し毎月稼動点検を実施しています。災害発生時の対応として、年間で演習訓練計画を策定して実施しています。
避難訓練は毎年1回を実施しており、重点管理場所(微型消防システム室、製品倉庫等)については毎月防災演習活動を実施しています。
また、各職場で作業観察や労働災害発生時の演習訓練を行っています。

男女平等の推進

中国は男女平等の国であり、給与待遇、昇格も性別にかかわらず、実力のある者は昇格できます。当社、女性管理職は本部長1名(5割)、部長5名(6割)、課長1名(1割)が活躍しています。

障がい者雇用

国の提唱に応じて積極的に障がい者を採用しており、現時点13名が在籍しています。
2017年には杭州市障がい者雇用モデル企業として表彰されています。

環境

環境経営の推進

2025年環境方針 基本方針

広く地域・社会から信頼されるトップレベルの環境貢献企業を目指す。
更に、杭州自然環境文明都市・浙江省生態文明教育に貢献する。

環境方針
  1. 法律法規やルールを遵守し、環境改善活動を持続する。
  2. ISO14001マネジメントシステムを活用し、事前に環境リスク防止を図る。
  3. 会社で働く全ての人がこの方針を理解し、行動できるための教育と啓蒙活動を強化する。
  4. 産業廃棄物の徹底削減及びゴミ分類活動の深化による0排出を維持する。
  5. 国家の政策および横浜グループの方針に基づき、カーボンニュートラルの実現に向け、省エネを含めた様々な活動を積極的に取り組む事でCO2排出量の削減を図り地球温暖化防止に貢献する。
  6. 千年の杜を始めとする生物多様性活動を進め、地域の自然環境をとりもどすための活動を継続する。
環境目標
  1. 産業廃棄物 2024年比 原単位 △2%減
  2. エネルギー 2024年比 原単位 △2%減
  3. ゼロエミッションを維持する

環境データ

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
廃棄物処理量(t) 1,138 1,095 1,043 1,045 1,029
埋立率(%) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
埋立量(t) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
エネルギー使用量
(原油換算:kl)
電力 13,814 13,067 12,435 8,769 12,363
燃料 9,346 8,879 8,791 5,508 5,838
合計 23,160 21,946 21,226 15,779 18,201
温室効果ガス排出量(千t-CO2) 71.4 64.7 57.7 33.9 19.7
水使用量(千m3) 77.7 77.6 75.9 66.2 65.4

化学物質の管理状況についての報告(PRTR法への対応)

年々意識が高まる環境対応について当社として様々な対応をしています。当社所在地の杭州開発区では環境への検査が段々厳しくなり、昨年一年間で合計10回の検査を受けましたが、結果として不合格項目はありませんでした。

騒音、振動、臭気について

騒音、振動について、定期検査を行い防音壁の設置をしています。
四半期毎に第三者測定会社に依頼し、当社の廃水、廃気、騒音について測定しています。
また、混合工程の臭気対策を進めるなど改善を図っています。

公正な事業慣行

2025年CSR方針 基本方針

コンプライアンス遵守の徹底
社会の変化にすばやく反応し、広く地域社会から信頼され、ここで働く全ての人が誇りに思う企業を目指す

CSR方針
  1. コンプライアンスを守り、社内外のルールに従って業務遂行する。
  2. すべての人の人権および労働者としての基本的権利を尊重する。
  3. 不正を未然防止するための体制作りを推進し、安心して働ける環境を作る。
  4. 法律・法規を遵守し、地域と共生し発展を続ける。
  5. 公平・公正を旨とし、従業員一人ひとりがそれを理解することを狙い、教育・人材育成を続ける。
  6. YRCのCSR方針に則り、不法行為に対して厳正に対処することを決意する。
  7. 企業の存立基盤である地域社会と連携して、ともに発展することを目指す。環境貢献活動に積極的に取り組む。
目標
  1. コンプライアンス違反案件「0」
  2. 企業名誉損害事件「0」

公正な取引、不正防止のため

当社の取り組みとして調達関係要領の整備、購買手順・ルールを細く規定し流れを透明化しています。また、新規サプライヤーの事前調査、定期的にサプラヤー評価を実施しています。購買契約については法務担当のチェックを義務付けています。
顧問弁護士等の専門家からの講義も実施しています。
原材料関係については統括会社の購買が主として対応しています。

消費者課題

消費者とのコミュニケーション

CHZYは製造会社であるため、消費者への直接的な対応は行っておらず、販売会社が行っています。

苦情などへの対応

OEMおよび販売会社からの商品クレームに対しては、品保部が対応しています。

コミュニティへの参画及びコミュニティの発展

地域社会とのかかわり

代表的なイベント

3月11日に緑促進会と銭塘生態環境保護局、杭州市排水公司浄水分社、銭塘区下沙街道七格団地を連携し、銭塘生態公園で「“政企社連心,钱塘緑加緑”をテーマとした植樹活動に参加しました。弊社は副会長単位として今回の活動を積極的に参加し、活動の主催にも手伝いました。この活動を通して、政府、団地、他の会社との関係をよりよく構築する事が出来、社会各界とのコミュニケーションも深化することができました。

会社内部「緑を守ろう・花を1鉢育てよう」活動

4月1日は総経理室が主導し、「緑を守ろう・花を1鉢育てよう」活動を行いました。活動内容は、主に課長以上の社員が工場周辺でゴミを拾い、工場周辺の環境を美化することに焦点を当てています。同時に各部門のリーダーが自分の育てる花を選び、部内で管理を行いました。この活動を通して、植物生育の大変さを理解させ、環境への考慮を向上します。

生物多様性保全活動

6月は環境月間で、6月5日は世界環境日です。環境保全の重要性を再認識し、生物多様性を保護するために、6月5日当日に魚放流活動を実施しました。

政府会議の参加

政府の指示や新規政策をタイムリーに把握するために、環境局や政府が主催した会議に積極的に参加しました。

安全面:

環境面: