国内生産拠点での安全性評価表
PRTR対象物質の安全性評価
「安全性評価度」の見方
PRTR法では、化学物質の環境への排出量の報告が義務付けられていますが、化学物質の環境への影響度は排出量だけでなく、その有害性によって大きく左右されます。従って、化学物質の環境へのリスクの低減には、排出量と併せて有害性を考慮し、総合的な評価のもとに対策を講じる必要があります。
そこで、2022年から神奈川県の「化学物質の安全性影響度の評価に関する指針」を参考にして、PRTR法による個々の報告対象物質の「排出量」に、有害性に応じた「毒性係数」を掛けた「換算排出量」を算出し、これらを足して事業所の合計排出量を算出しました。これを「人の健康」と「生態系」への影響度をランク付けした「安全性影響度の評価表」に照らし合わせて各事業所の位置を示すことで、リスクの低減の方向性を明確にしました。
たとえば平塚製造所は人の健康への合計換算排出量は 2821.097㌧なのでランクⅢ、 生態系への影響度の合計換算排出量は36.998㌧なので ランク 4 となります。 従って、平塚製造所の安全影響度は『Ⅲ-4と示すことができます。
2025年度の変化状況の理由
画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます
| 平塚製造所 Ⅲ-4→Ⅲ-2 生態系悪化 |
評価方法の変更 |
| 新城工場 Ⅵ-4→V-2 生態系悪化 |
評価方法の変更 |
| 新城南工場 V-5→Ⅷ-3 人良化、生態系悪化 |
評価方法の変更 |
| 三重工場 V-4→V-2 生態系悪化 |
評価方法の変更 |
| 三島工場 V-4→V-2 生態系悪化 |
評価方法の変更 |
| 他工場 ランク変更無し | |
安全性影響度の説明
有害性ランクと毒性係数
画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます
| ランク | A | B | C | D |
|---|---|---|---|---|
| 毒性係数 | 1000 | 100 | 10 | 1 |
人の健康への影響のランク表
| ランク | 総換算排出量(人の健康への影響) |
|---|---|
| I | 10,000t以上 |
| II | 3,000t以上10,000t未満 |
| III | 1,000t以上3,000t未満 |
| IV | 300t以上1,000t未満 |
| V | 100t以上300t未満 |
| VI | 30t以上100t未満 |
| VII | 10t以上30t未満 |
| VIII | 10t未満 |
生態系への影響のランク表
| ランク | 総換算排出量(生態系への影響) |
|---|---|
| 1 | 10,000t以上 |
| 2 | 1,000t以上10,000t未満 |
| 3 | 100t以上1,000t未満 |
| 4 | 10t以上100t未満 |
| 5 | 10t未満 |
各工場の安全性評価結果の推移
画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます
| 工場名 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 2025年 改善点or悪化点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平塚製造所 | Ⅲ-4 | Ⅲ-5 | Ⅲ-4 | Ⅲ-4 | Ⅲ-2 | 昨年度 2024年度に比べ、 人へは変わらず、生態へは悪化 |
| ハマタイト | - | - | - | - | - | 2021年以降シーカハマタイトで対象外 |
| 長野工場 | Ⅷ-5 | Ⅷ-5 | Ⅷ-5 | Ⅷ-5 | Ⅷ-5 | 昨年度 2024年度と変わらず |
| 茨城工場 | Ⅵ-5 | Ⅵ-5 | Ⅵ-5 | Ⅵ-5 | Ⅵ-5 | 昨年度 2024年度と変わらず |
| 新城工場 | Ⅶ-5 | Ⅶ-5 | Ⅶ-5 | Ⅵ-4 | Ⅴ-2 | 昨年度 2024年度に比べ、 人へは変わらず、生態へは悪化 |
| 新城南工場 | Ⅴ-5 | Ⅴ-5 | Ⅴ-5 | Ⅴ-5 | Ⅷ-3 | 昨年度 2024年度に比べ、 人へは良化、生態へは悪化 |
| 三重工場 | Ⅵ-5 | Ⅵ-5 | Ⅵ-5 | Ⅴ-4 | Ⅴ-2 | 昨年度 2024年度に比べ、 人へは変わらず、生態へは悪化 |
| 三島工場 | Ⅵ-5 | Ⅵ-5 | Ⅵ-5 | Ⅴ-4 | Ⅴ-2 | 昨年度 2024年度に比べ、 人へは変わらず、生態へは悪化 |
| 尾道工場 | Ⅶ-5 | Ⅶ-5 | Ⅶ-5 | Ⅷ-5 | Ⅷ-5 | 昨年度 2024年度と変わらず |
- 長野工場は報告対象物質が有りません(1t未満)ので添付していません。
- 各工場とも法律に従い情報開示を実施しています。
【日本の生産拠点のPRTR排出・移動総量の推移】
【日本の生産拠点のPRTR排出・移動量の推移(拠点別)】
【尾道工場】
【新城工場】
【新城南工場】
【三島工場】
【三重工場】
【平塚製造所】
【茨城工場】
【長野工場】

