ニュースリリース

「FENDER watch」で、空気圧点検作業が大幅に軽減

空気式防舷材の空気圧モニタリングシステム

2006年04月26日

  • 工業品関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、空気式防舷材の空気圧をモニタリングするシステム「FENDER watch(フェンダーウォッチ)」を開発した。空気式防舷材は内部に空気を内包したゴム製の緩衝材で、船舶同士の接近時などに船体の損傷を防ぐため、船と船、船と岸壁の間に浮かせて使う。同商品を使うと、海上から引き上げなくても空気圧を測ることができ、点検作業が大幅に軽減できる。横浜ゴムの空気式防舷材を購入するクライアントに提案していく。

空気式防舷材の空気圧チェックは定期的に行う必要があるが、そのたびに海から引き上げる手間がかかった。「FENDER watch」は、防舷材の口金部分の内側に取り付けたセンサーで空気圧を測定し、無線でハンディタイプのモニターに送信して表示する仕組み。最大30メートル(見通し距離)離れても受信できる。また、原油やLPGの船船間移送作業中などでも空気圧を常時モニタリングでき、船の接近しすぎによる防舷材の空気圧上昇に早く気づくことができる。

防舷材は4個の組み合わせで使うケースが多いため、「FENDER watch」はひとつのモニターで同時に4個の防舷材の空気圧を監視できるようにした。また、適正空気圧を超えたり下回った場合に異常を知らせるアラーム機能があり、設定値はユーザーが自由に指定できる。同商品は、2005年10月に発売した乗用車向けのタイヤ空気圧モニタリングシステム「AIR watch(エアーウォッチ)」の技術を活用して開発した。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

船船間に浮かぶ空気式防舷材

船船間に浮かぶ空気式防舷材

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

FENDER watchのモニター付き受信機とセンサー(下)

FENDER watchのモニター付き受信機とセンサー(下)