ニュースリリース
船などを係留するゴム製「グローブイ」開発
鉄より軽く、メンテナンスも簡単
2005年04月27日
- 工業品関連
横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、海底油田設備や船を係留するために使う「グローブイ」を開発した。現在の主流品よりも軽く、メンテナンスが簡単。活発化している油田開発を追い風に、5月から本格的に販売を開始する。同月2日から米国テキサス州ヒューストンで開催される「OTC.05」にも展示する。
ブイは係留に使われる浮体で鉄製のものが主流だが、横浜ゴムの「グローブイ」は内部に空気を充填したゴム製で鉄製に比べ非常に軽いのが特徴。20メートル水深で浮力20トンの場合、鉄製ブイの重さは約20トンだが、同商品は約7トンで同じ能力を持つ。そのため、海におろしたり、回収する際の作業時間や労力を軽減できる。また鉄製と違い、船がぶつかっても船体を傷つける心配がなく、さびないためメンテナンスも簡単になる。
「グローブイ」は、破壊強度の高さや長期耐久性で定評のある空気式防舷材の技術を生かして開発した。防舷材と同様、内面層にタイヤに使うゴムつきコード(ナイロン繊維などを薄いゴムシートでサンドイッチ状にはさんだもの)を使用しているのが特徴で、より高い水圧に耐えられるよう、同コードの枚数を増やして肉厚を防舷材の2.5倍にした。また防舷材と同レベルの耐久性で設計されており、鉄製の2、3倍の商品寿命が期待できる。

