ニュースリリース
TB用スチールラジアルタイヤ生産を三重工場に集約
生産の効率化により競争力を強化
2000年01月31日
- 経営関連
横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)は、昨年4月「企業革新アクション21」を策定し構造改革を進めているが、このほどその事業改革の一環としてTB(トラック・バス)用スチールラジアルタイヤの国内生産を三重工場(三重県度会郡)に集約することを決定した。現在、平塚製造所タイヤ工場(神奈川県平塚市)にあるTB用スチールラジアルタイヤの生産設備を2002年5月までに三重工場に移設するとともに、平塚製造所タイヤ工場でのTB用バイアスタイヤの生産を2001年3月末で停止する計画。
横浜ゴムは「企業革新アクション21」で、タイヤ事業は日本、米国、アジア、欧州/その他の4地域で、乗用車用、TB用、ライトトラック用ラジアルタイヤの3商品を中心に事業展開することを明確にしている。この基本路線に沿って、TB用タイヤについてはスチールラジアルタイヤを中心にスケールメリットの拡大で競争力の強化を図り、国内外需要に積極的に対応する方針を立てている。
これまで横浜ゴムは、TB用スチールラジアルタイヤを三重工場、平塚製造所タイヤ工場、米国の合弁会社「GTY Tire Company」で生産してきた。しかし平塚製造所タイヤ工場は生産量の3割以上を需要が衰退しているバイアスタイヤが占め、生産規模も比較的小さいため生産効率が悪化していた。一方三重工場ではTB用スチールラジアルタイヤの増産投資を進めており、ことし10月に日量5,000本体制を目指している。今回の生産拠点集約は、さらに三重工場の生産量を同6,000本まで拡大し生産効率を高めるとともに、収益性の改善を図ることが目的。
平塚製造所タイヤ工場の建屋はMB事業拡大に活用し、タイヤ工場の従業員は平塚製造所内で配置転換する計画。現在、平塚製造所では航空部品、橋梁・免震製品、スポーツ用品など、今後の成長が見込める多様なMB商品を生産している。「企業革新アクション21」では、これら商品についてさらに市場シェア拡大を目指しているが、同製造所は市街地にあるため工場拡張が困難だった。今後はタイヤ工場建屋を活用し、新規生産設備の導入や効率的な生産工程のレイアウトを実施していく。
■三重工場の概要
■平塚製造所タイヤ工場の概要

