ニュースリリース

消費電力を削減できるコンベヤベルト「エコテックス」開発

2003年07月31日

  • 工業品関連

横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)は、省エネ効果の高いコンベヤベルト「エコテックス」を開発、8月から本格的に販売を開始する。すでに、福岡県の石灰石鉱山で使用されており、従来よりも消費電力を約30%削減する効果を上げている。

 コンベヤベルトの走行を阻む抵抗力には、ベルトがローラー上を通過する際に発生する乗り越え抵抗力、斜面で運搬物を持ち上げる時の傾斜抵抗力、プーリ(ベルトをリターンさせる大型ローラー)にベルトを巻き付ける際の抵抗力などがある。その中でも、乗り越え抵抗力は、ローラー乗り越え時にベルトゴムが変形して発熱するエネルギーロスが原因となっている。

 「エコテックス」は、このローラー乗り越え抵抗力を低減することで消費電力の削減を図った商品。ローラーと接するベルトの下カバーに粘弾性を最適化した新開発の「エコカバーゴム」を採用し、乗り越え時のゴム変形を小さくすることでベルトの走行抵抗を抑えた。一方、運搬物と接触する上カバーには耐摩耗性、耐カット性に優れる従来タイプのゴムを使用。その結果、節電効果を高めながら長距離輸送のコンベヤベルトに求められる耐久性も十分確保している。

 また、ベルトを「エコテックス」に交換するだけで消費電力を抑えられるため、モーターなどの既存設備をそのまま活用できるのが特徴。コンベヤシステムを新設する場合も、従来と同じ運搬量を同距離運ぶのに、ベルトの強力(引っ張り強さ)を小さくできるため、より動力の小さいモーターですむなどシステム全体でコストダウンが図れる。

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エコテックス

エコテックス