ニュースリリース

新城工場・平塚タイヤ工場がTPM優秀賞を受賞

1998年10月21日

  • 経営関連

当社の新城工場と平塚タイヤ工場は、社団法人 日本プラントメンテナンス協会が審査 する1998年度のTPM優秀賞第1類を受賞しました。両工場の受賞で、当社の5つの国内タイ ヤ工場は、すべてTPM優秀賞を受賞しました。 TPM(Total Productive Maintenance)は、工場ぐるみの設備および仕組みの改善によって、 あらゆるロスを徹底的に取り除き、品質の向上、原価の低減と生産リードタイムの短縮を 狙う活動です。近年、多くの企業が「人と設備」の体質改善による基盤強化を目的に導入 し、多大な成果をあげています。
 当社のタイヤ部門では、1993年からTPM活動を開始。96年に尾道工場(広島県尾道市、 建設車両用タイヤなどを生産)、97年に三重工場(三重県御薗村、トラックバス用・ライ トトラック用・RV用タイヤなどを生産)および三島工場(静岡県三島市、乗用車用ラジ アルタイヤなどを生産)がTPM優秀賞を受賞しており、今回の新城工場(愛知県新城市、 乗用車用ラジアルタイヤなどを生産)と平塚タイヤ工場(神奈川県平塚市、トラックバス 用タイヤなどを生産)の同賞受賞で、全工場が受賞を果たしました。
 TPM活動に取り組んできた各工場では、工場長をはじめとして従業員全員が参加する改 善活動で、総合的な設備の効率化を追求し、コストの低減と生産性向上を達成しました。 当社では、今後はタイヤの生産部門のみならず、技術・企画・販売部門も含めTPM活動を 強化し、数年以内にさらに高度な成果に与えられるTPM特別賞の取得を目指しています。
 なお当社では、タイヤ以外のMB部門でも、TPM活動を導入しており、高圧ホースを生 産している茨城工場(茨城県美野里町)では93年にTPM優秀賞、96年にTPM継続賞を受賞 し、TPM特別賞を目指し活動を続けています。ハマタイト工場、工業資材工場(いずれも 神奈川県平塚市)でも現在活動を進めています。